私は訪問看護師さんが、週三回、ヘルパーさんが、週二回来て下さるが、訪問看護師さんを一回お休みにして、作業療法士さんの男性が来てくれて、ストレッチや、筋トレの方法をアドバイスしてくれるようになった。
旧蓋形成不全になってから、杖を付かないと5分も歩くと、身体が曲がってしまう。
正直キツイが身体障がいにはならない。
オマケに腰はヘルニアで、足の指は巻き爪だ。
今日、来られた時に、私は左足が2cm短くなっている事が、分かった。
普通の人でも、左右の足の長さは違うと聞いた事があるが、私はどうやら、中心が右に傾いてるようだ。
壁に張った地図も右が下がっている。
自分では真っ直ぐに張ったつもりだが、訪問看護師さんが
「なんか、曲がっていて変な気持ちになる」
と言われ、その事を話すと、雑誌を3冊床に置いて
「左足を乗せてください」
と、私は左足に雑誌を置いて立った。
正直、眩暈(メマイ)がした。
「具合、悪くなりませんか?」
と訊かれ、なると答えた。
「しかし、今の状態が真っ直ぐなんですよ」
と言われた。
私は右が下がっている。右に中心を置いているので、全てに置いて、右下がりだ。
杖を持つのも、カバンを掛けるのも、右ばかりだ。
身体にいけない事は分かっているが、右にしなくては上手く歩けない。
左の股関節の痛みに寄って、右膝が痛み、足に力が入るので、巻き爪が酷くなり、腰もヘルニアになる。
体幹を鍛える前に姿勢を矯正しなくてはいけない。
作業療法士さんの提案で、靴底にクッションを左足だけ入れて、中心を保つ事になった。
ヘルパーさんのひとみさんに訊くと中敷きも100均で売っているとの事。
2,3枚買って来て、二重に敷くと、大分、違うのでは?と考えている私。
踵(カカト)上げ、朝夕10回づつ、椅子に座って、足上げを朝夕10回づつ、膝を立てて、腹筋10回づつ、椅子に座って、背もたれにもたれ掛からずに過ごす。
そして、今日、身体がかたい私がストレッチで、足裏を伸ばして(これが、一番キツイ)15秒、朝夕やる事になった。
亡き母がレイノー症候群だったから、私も寒い時は腕や足が動かなくなる。
料理で、野菜を切っている時に指がつって、お湯にひたしながら、指が動くのを待ち作るので、人より時間が掛かってしまう。
これから、寒い季節がやって来る。
段々と足も手も動かなくなって行く。
台風が来て、何が一番キツイかというと、身体も精神も安定しない事だ。
昨日は意味もなく酷く落ち込んだ。
スーパーへ買い物も行けない程だ。
誰も見ていない事は分かっているが、誰かに見られている気がするのと、スーパーで買う予定の物より、安いのを見つけて、そっちを買おうとか、考えているうちに頭がパニックになり、宙がグルグル回って立っていられないのだ。
それは突然、やって来るから、自分も屯服を飲む暇もないし、カートに入れた、商品を返す気力も無い。
行けず戻れずで、本当に困ってしまう。
自転車に乗っていると、車に乗った人が皆見ている気がして辛いし、バスに乗る時、お金を準備しないと不安になって堪らないのだ。
J先生は
「降りる時、時間が掛かっても別にいいんじゃないの?」
と言うが、私は後ろに人が待っていたり、バスの運転手さんが、イライラしたりするのを極度に恐れてしまう。
杖を付いてから、周りが柔らかく対応してくれるから、良くはなったが、一昨日、歯科に行った時、椅子に座って靴を履いていた。
私より、年配の女性二人が立っているのにだ。
そういう時に限って杖を持って来ていない。
私は申し訳ない気持ちで一杯だったが、立って靴を履くと転んでしまうのは明らかだった。
転んで、迷惑を掛けるよりも
座って靴を履いた方が良い。
お二人共、優しい方だったから良かったが
「どきなさいよ!」
と言われたら、どうしようもない。
その様な人の為にヘルプマークがあるし、カバンに付けているが、理解して下さる方は秋田ではまだ、少数だ。
身体が辛いのはお年寄りだけではないのを理解して欲しいと強く願う私だった。
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