化粧

2022.10.10

 私はメイクが濃い。所謂、ケバイのだ。

 顔がハッキリしているのに、納得がいかず、塗りたくってしまう。

 すっぴんで勝負している方もいらっしゃるが私は駄目だ。

 前に行っていた、教会で、女性がすっぴんだった。そして

「化粧は嘘をついている事になるでしょう?」

と、私に言った。

 私はハテ?果たしてそうだろうか?と感じた。

 化粧は能動的に綺麗に見せたいという、女性の努力だと感じるからだ。

 男性が髭を剃るように、女性も身だしなみとして、化粧をするのが、嘘なのだろうか?

 上手な方はすっぴんメイクをする。

 しかし、私はメイクしてますという顔にしたい。

 化粧は派手にしたいのだ。

 忌野清志郎さんの様なのが、理想だ。

 違う自分になれるから。

 だから、よく、夜の商売の人と間違われた。

 会社の飲み会の帰りにタクシーに乗ると必ず

「お疲れ様です」

と言われる。

 話しをすると、普通の職業だと分かり、運転手さんが、慌ててしまう。

 いつも、カッチリしたスーツを着ていたので、私服に着替えると、先輩達が

「これから、お仕事ですか?」

と、からかわれたりした。

 だが、私の中では化粧はしてナンボのもんだ。

 勿論、TPOは大切だ。

 しかし、メイクが濃くて何が悪い。

人の顔にケチつけるな!と感じる私だ。

 

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