点滅

2022.10,12

 一昨日、仙台で、謎の点滅があった。

 多分、人々は気持ち悪くなっただろう。

 私もよく、座っていて、地震かと思い、電気の紐を見て揺れていないので、自分が揺れているだけだと分かった時に具合が悪くなる。

 前に、謎の停電があり、クーラーも使えずに、余り暑くはなかったので、助かったが、私のアパートだけ、停電していて、原因が分からなかった。

 それをきっかけにランタンをある方から、いただいたが。

 完全に停電になるのも、困りものだが、ついたり、消えたりするのも、気分が悪くなるだろう。

 原因が分からないのも、また、気持ち悪い。

 人間は当たり前の事が、そうでは無くなると、途端に調子が狂う。

 如何に電気や文明に頼っているかが、そんな時に改めて、分かる。

 水が出るのが当たり前。ガスが使えるのが当たり前。

 作家の佐藤愛子さんが、新幹線が早くなったからと言ってどうなるのか?と、言っていた。

 人間に必要なのは、文明の発達ではなく、精神力の進歩が大事だと言うのは私も賛成だ。

 何もかもスピードだけが、早くなり、今では、映画も、結末だけ観て、知った気になる時代。

 歌も、前奏、間奏を飛ばして聴く。

 そこには情緒もへったくれもない。

 よく、名作を10分で分かる等が今は流行る。

 全て、スピードが大事とされている。

 果たして、それで良いのだろうか?

 一冊の本はその作家の人生に寄って書かれている。

 だから、無駄なところなど、ないはずなのだが。

 あらすじと結末だけを知って読んだ気になる。

 無駄も必要だと、感じるのは私が古い人間になったからだろうか。

 揺れながら、また、私は本を読む。

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