私は仲本工事さんだ

2022.10.21

 ドリフターズの仲本工事さんが、お亡くなりになった。

 私は2日振りに煙草を吸い今、頭がクラクラしている。

 そんな状態でこのブログを書くなんて、読む方には怒られそうだが、書きたくなった。

 私は今まで、志村けんさんだと思っていた。

 志村けんさんはビデオ部屋があり、夜中、寝ずに色んな映画や音楽を観て研究していて、あの才能を発揮していた。

 いかりや長介さんのようなリーダーシップもないし、加藤茶さんのような、愛嬌もない。

 高木ブーさんのように、その場にいたら良いという、存在感もない。

 仲本工事さんが、自分に当てはまる。

 志村けんさんは矢張、喜劇王だと感じたのはビートたけしさんと一緒にコントをやった時、たけしさんの書いた台本だったが、たけしさんがやるより、志村けんさんがやった方が遥かに面白く感じた時、喜劇王だと思った。

 間の取り方とかが、遥かにたけしさんより、上手いのだ。

 努力している所や考え方が志村けんさんと私が同じく思っていた。

 しかし、私は仲本工事さんだと思う。

 目立ちはしないが、いたらホッとさせるそんな所だろう。

 ♪勉強はしないより しておいた方がいいわ♪

 学生の頃、バスケとギターとピアノと歌う事しか、して来なかった私は今、社会のつま弾き者だ。

 IT企業に勤めてみたら、どれだけ楽にお金が稼げるかが、分かると聞いた。

 学がない私は蟻のように右往左往して、僅かなお金しか貰えない。

 スター性もなければ、カリスマ性もない。

 それでも、生きていかなくてはいけない。

 時々、スーサイドしたくなるが、亡くなった友人達の事を考えると、与えられた命を全うしなくてはと、自分を奮い立たせる。

 いかりや長介さんにも、加藤茶さんにも、高木ブーさんにも、志村けんさんにも、なれなかった、私は仲本工事さんに親近感がわく。

 これからの時代は益々、苦しくなるだろうが、蟻は蟻同士、力を合わせて進むと、必ず突破出来ると信じるしかない。

 日本はもう駄目だと言う前に、もうひとあがきしたい、私は蟻です。

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