アルフィーの再臨

2022.10.30

 今の若い方の間で、アルフィーが聴かれているそうだ。

 ミスチルやグレイ、宇多田ヒカルしか、聴いた事がない人は時間を無駄にしたと嘆いているという。

 何故、アルフィーを知らなかったのかと。

 私に言わせたら、何を今更と言う感じだが、今の歌は前奏が殆ど無い。

 ギターソロは飛ばして聴く。歌だけを聴くらしい。

 それに相反して、アルフィーは前奏が長いし、間奏にバッチリ、ギターソロを入れている。

 それは何故か?

 タイトルと前奏の雰囲気で、聴く側に想像してもらいたいからだ。

 同じ星空でも、個々にそれぞれ違う。想像力で、変わるのを期待しているのだ。

 あと、親子3世代に聴かれるようになった。

 1974年デビューだから、まだ、影も形も無い方もいらっしゃるだろう。

 アルフィーだけ、大御所然たる所がないのはライブツアーを続けているからだと感じる。

 若いバンドに混ざって、未だにライブツアーをし続けている。

 ライブだから、間違いもたくさんある。

 ミュージシャンなのに、コントもやる。台本を考えるのも、俊彦だ。受けなきゃ落ち込むそうな。

 それは音楽がしっかりしているから出来る事である。

生半可なバンドが真似をしたら、途端に崩れるだろう。

 幸ちゃんのギターの巧さと、桜井の歌の巧さと俊彦の最近の著しく、成長している歌唱力とギターは本当はウマイのだが、ルックスばかりに気を取られて余り評価されない。

 しかし、殆どの曲を俊彦が創っている。

 みんな、気付くのが遅いが、今、気付いた人は今からでも、遅くはない。

 さあ、みんなで、アルフィーを観に行こう❗

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