2022.12.4
幼い頃、50歳になったら、全て解ると思っていた。
しかし、51歳になった自分は何も分からないでいる。
言われたり、されたりすると、傷つく。
そりゃ、10代の頃よりは受け方は分かるようになったが。
新しい事をやろうとすると、二の足を踏んでしまうのは歳を重ねれば重ねる程、強くなって行く。
若い時の失敗は取り返しがつくが歳を取ってからの失敗はやり直すのに、正直キツイ。
しかし、皆、スタートは同じだ。
否、家柄とか素質で、差はあるだろう。
努力だけで乗り越えるのは強靭な精神力がいる。
天才はその努力をし続けられる人だとも言う。
私もこれをやろう、あれもやろうと言う程器用ではない。
一つの事に集中しないといけないのは分かっている。
人生暇つぶしだと言う方もいらっしゃるが、私は突き進んで行きたい。
もう死の壁は見えてはいるが、最後のあがきをしようと思っている。
最高の伴侶に出逢えなくても、今世は独りなのだと感じるだけだ。
私は幸せなカップルの為に文章を書いている訳ではなく、私と同じく独りで戦っている人に向けて書いている。
どんなに愛し合った夫婦でも死ぬ時は独りだ。
孤独な人に一縷(いちる)の希望を与えられたのなら本望である。
言い合いするのは互いに真剣に生きているからだと思う。
泣いたり、笑ったり、怒ったりするのも、生きている証だ。
私も傷付きたくはない。
無駄に傷つけ合うのは愚かな事だ。
人を幸せにする文章を書いていくのは至極難しい事だと感じる今日この頃である。
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