2022.12.26
私が小学生の頃、母が興味深そうに読んでいた、本のタイトルだ。
何故、既婚の母が読んでいたのかは理解しかねるが、童話のシンデレラの様に白馬の王子様を待ち、自分を幸せにしてくれる男性を求めて、婚期が遅くなる女性の事を言う。
男性は夢見がちだが、女性は結婚に対してはとてもドライであるのは確かだろう。
昔程ではないが、稼ぎの少ない人や、夢追い人には愛想を尽かす。
結婚は生活と考えるからである。
同じ男性ならば稼ぎが少ない人より、大金持ちの方が良いし、夢を見るだけで、職が安定しない人とは暮らせないと女性は感じるからだ。
よく、玉の輿と言うがそう言われたら、逆に恥ずかしい事だと感じるのは私だけだろうか。
夫婦共稼ぎを当てにしている男性は情けないと感じるが、世の中が、今の様ならば致し方ないのだろう。
例え稼ぎが足りなくても、女性を経済的に当てにする男性は私は苦手である。
ならば、お金の無い男性は結婚したら良くないかと言われたら答えようが無いが、武士は食わねど高楊枝で、強気な男性に女性は惹かれるものだ。
中には男性は美しければ良いのですと言う私みたいな女もいるが、まず皆無である。
自立していない男性が結婚するのは非常に難しい。
結婚とはなんぞや?
お互いに一緒に居たいと思う大事な契である。
苦労や悩みは二分の一に嬉しい事や楽しみは二倍になる関係を二人で築きあげる事であると私は思う。
私は一度も結婚した事が無いが分からなくもない。
想像は出来るから。
私が30代の頃は
「いつになったら、結婚するの?」
と訊かれていたが、51歳の今は
「結婚しないで正解だったよ」
と、羨ましがられるから、不思議なものだ。
人は無いものねだりなもので、既婚者は独身を独り者は結婚している人を羨ましがる。
白馬の王子様を待っているお嬢さんには春はやっては来ないだろう。
しかし、妥協はしたくは無いのが、人間である。
女性は現実的だから、恋愛と結婚を分けて考える人が多いが、私の様に同じだと考えている人間は余り結婚には向いていないのだろう。
夢追い人は何よりもこの私である。
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