2022.12.30

今まで、読んで来た髪の本で、一番しっくり来た“女は、髪と、生きていく”佐藤友美著である。
この本は心を整えてくれる。
事情があり、髪の無い方もいらっしゃるだろうが、髪がある人にとってはバイブルになるだろう。
男性の皆さん、女性がヘアースタイルが決まらないだけで、デートに行きたくなくなる気持ちが分かりますか?
たかがヘアースタイルだが、とても重要である。
髪がまとまらないと心まで、ザワつくから不思議である。
私は直毛·豪毛だから、本当はロングヘアーが一番手っ取り早い。
ショートにすると、ツムジが3つあるから、クセがついてまとまらないのだ。
しかし、今はショートヘアーである。
髪に頼りたくないと決めてから、バッサリ切った。
もう髪で誤魔化せなく、自分を追い詰めた。
功を奏してか、ショートヘアーが意外と評判がいいのだ。
人からも声を掛けてもらえるようになった。
飽き性の私だから、また、ロングヘアーにするかも知れないが、今行っている美容室の美容師さんが、髪を切りたいタイプで、行くと
「カットしますか?」
と言う。
全世界の女性をショートヘアーにしたいと言う男性美容師だ、笑。
私と相性が良いらしく、彼にお任せするとしっくり来るから不思議である。
今は私の好きな俊彦よりも短い。
女性の方が髪が短いカップルがいてもいいだろう。
髪では今まで、色々してきた。ブリーチで抜いたり、赤や青に染めたり、腰位まで伸ばしてソバージュにしたり。
私の髪の量が多くて、ロッドを半分巻いたら
「止めて宜しいでしょうか?」
と、冗談半分に言われた事もある。
色素が薄いせいか、幼い頃は金髪と白髪だらけだった。
髪の毛が薄い赤ん坊だったので、両親が心配して、10歳まで、一度もハサミを入れた事が無かった。
しかし、一度切ると毛量が増えたのだ。
よく、抜け毛で悩んでいる男性が坊主にしたら、はえてくるのはあながち間違いでは無いと思う。
今は精巧なウィッグもあるから、色々遊んでみるのもいいと思う。
私の知り合いで、精神的に髪の毛がはえてこない女性がいた。とても悩んでいた。
男性でも悩むのだから、若い女性ならばどれだけ苦しいか、想像出来るだろう。
私はなんにも言えなかった。
自分で自分が嫌になる。
そういう人の為にヘアドネーションがある。
今度、ロングにして、髪を切る時にチャレンジしようと考えている。
そうだ!その女性の様な人の為にヘアドネーションをしよう!
来年の目標ができた。
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