暗黙のルール

2023.1.14

 パートから、社員に採用されそうな時、コネで入って来た女の子がなり、私の件は頓挫した。

 その前は男性がなり、次はコネで入った女の子が社員になった。

 部長に休憩室に呼ばれた。彼の話しはこうだ。

「前回は男性が必要だったし、女性でも良かった。今回は仕方がない事だった。不満だったら辞めても致し方ない」

と、訳の分からない説明をされた。

 私一人辞めても、会社は変わらないだろう。しかし、辞めたくなかった。自分の負けを認めるみたいで。

 家の事情で急に辞めなくてはいけなくなった時、部長とツーカーだった女性に

「社員だったら考えたけど、パートだから、家の事情を優先して辞める事にした」

と伝えた。

 部長の耳に入っているだろう。

 コネで入社した女の子を注意する様になった。

 女性は仕事が出来ても駄目。出来ないと笑われる。

 どちらにしろ働きにくい。

 男性が必要だったし、女性でも良かったとは果たして言い訳になっているのだろうか?

 仕事が出来る女性は無視され、出来ない男性を

「なんか芯がある感じでいい」

と言う。

 仕事が出来る女性は無視される。儚く仕事をするだけで、出世には値しないのだ。

 まるでハムスターが走る丸い機械の様に、やればやるほどに前には進めない。

 その会社はある女性を部長にして

「我が社は女性も認めておりますよ」

と謳っていたが、殆どの女性が不釣り合いな労働をさせられていた。

 仕事が出来ても女性だから駄目。

 私の先輩に

「どうせ、結婚するんだから、いいや」

と。私は心の中で待て!と思った。

 貴女は腰掛けだろうが、私は自分で稼ぎたいんだよ!その道を邪魔しないでもらいたい!と。

 兎に角、給料をあげて欲しい私は出世しなくてはいけなかった。

 だから、アレもコレもと働いた。

 しかし、働けば働く程、男性は煙たがった。

 自分より仕事をする、出来る女は必要ないのだ。

 そして、仕事が出来ない男性を出世のレールに乗せてあげる。

 仕事が出来る女性は嫌がられる。可愛げがないと。

 飲み会には誘いたいが、仕事ではでしゃばってはいけませんと暗黙のルールが出来ている。

 本当に良くわかんなーい‼️ 

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