助けられる私

2023.1.25

 私はピンチの時、必ず誰かや何かに助けられる。

 母も父もそうだった。

母は普通に車で走っていたら、事故に遭ったところをその日に限って違う道路を走っていたり、地震前日の奥尻島に行くのが駄目になったりと、命を救われて来た。

 だから、死後の世界を見ているのだ。

 私が幼い頃、父に医者が

「奥様のご家族を呼んで下さい」

と言われた時は父はもう駄目かと、私とどう暮らそうかと悩んだらしい。

 それでも、三途の川を渡らなかったから、生きていた。

 私も死後の世界を見ている。

上も下も右も左もない真っ暗なところをただひたすらに歩いていた。

 あのままあの世に行っていたら、その闇は終わりが無かったろう。

 小学生の頃、私は生意気だったので、同学年の男子10人以上に囲まれた事があった。

 もう駄目かと思ったが構えた。そうすると、後ろから

「女相手に野郎がよってたかって止めろ❗」

と、一年年上の番長が言ったら、みんな散って行った。

 その男の子は

「のぞ美ちゃんって、言うんだ❓一緒に遊ぼう❗」

と言って二人で川に入って遊んだ。

 もし、その男の子がいなかったら、喧嘩に負けた事が無かった私だったが、ヤられてたかも知れない。

 ドラマより、私の人生は面白く、感動的である。

 常に誰かや何かが助けてくれるから。

 お金が無くなった時も、黙って貸してくれる人がいたり、住む所も抽選で当たったり、私達はツイている。

 生かされていると考えると、何でも良く思える。

 手術して大変だより、手術が大したこと無かったと思った方が得である。

 ご飯に醤油しか無いではなく、ご飯が食べれて良かったなと。

 私は家が無かった時があるから、屋根壁があるだけで感謝する。

 心まで、腐ってはいけないが、ある意味、逆境を味わった人は人に優しくなれる。

 年齢を重ねた人が年下に優しくするように。

 中には歳だけ取って中身が無い意地悪な人もいるが。

 私はお人好しだから、良く友達にバカ呼ばわりされるが、私は今のままで良いと感じている。

 自ら貧乏クジを引くと、其をも味方に出来るから。

 そして、みんな笑ってくれるし、私も気分が良い。

 起承転結の今は転だと思う。

山あり谷ありで、面白いではないか❓

 

 

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