春の低血圧

2023.3.31

 春眠暁を覚えずと言うが、最近の私は朝、目が覚めてもなかなかベッドから出られない。

 学生の頃は1時間しか眠れずに3時限目の登校が当たり前だった。

 20代の頃は会社の健康診断で血圧が計れない位に低かった。

数値が低すぎて出てこないのだ。計る方も

「アレッ‼️」

とまるで死んでいるみたいに驚いていた。

 血圧が低すぎるから、朝が弱い。

 病気になってから、人並みになった。

 しかし、最近また、起きれなくなり、今日の訪問看護師さんが血圧を計ると

「待って❗もう一度計ります」

と、2回目を計ったが久しぶりに上は80、下が50だった。

 若い頃よりはマシになったが、低かった。

 「どうりで起きれないはずだ」

と言われた。

 身体がダメでも、気力があればまだ、起きれるだろうが、その気力も最近は萎えている。

 何もしたくないのだ。

 お腹は空くが何を食べたいと言うのが分からない。

 ヘルパーさんに

「何を食べたいと言うのが分からないので、冷蔵庫にあるもので何か作っていただけませんか❓申し訳無いですが」

と言うと、鶏肉の卵とじと、じゃがいもとシーチキンのマヨネーズあえと、ケチャップの炒めご飯でおにぎりを作って下さった。

 お昼にようやく食べる事が出来た。

 しかし、頭はフラフラであるがビールだけはかかさず呑む。

 何も食べずにアルコールと安定剤ならばまた、横紋筋融解(おうもんきんゆうかい)になってしまう。

 動悸も最近増えて来たからパニック発作ならまだしも、また、たこつぼ型心筋症にでもなったら、ケースワーカーさんに迷惑を掛けてしまう。

というより、突然死になってしまう。

 とにかく、寝ても寝ても疲れが取れないし、やる気が出ない。

 季節の変わり目は私のような精神不安定者にはキツイ。普通の人でも大変だろうに。

 それでもってまた、眠ります。仕事でなくて良かった。

 私は生きていく事が仕事のようだが。

 人生山あり谷ありで、今落ちていても、また、躁になって寝ない日が来るだろう。

 それはそれで困りモノである。

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