2023.4.2
「俊彦は大人だね。でも、あややを可愛いはあんまりだよ。
俊彦のファンの人、綺麗で頭良い人が多いんだから。あんな豚ゴリラ可愛いって言われたら、どうする事も出来ないし、納得出来ない」
「怒ったのはノンちゃんとお袋位だ。同じ事言われたよ。お袋に。貴方のファンに示しが付かないって。それにノンちゃんに逢う前の話しだろ」
と、俊彦は笑った。
「お母様の久美子さんの感性がまともなのよ。あややを可愛いって言う人はドガやシャガールの絵を観て汚い絵と言う感性の持ち主だと思われるから。俊彦、いつから、そんなにバカになったの❓」
と、私はシャンディガフを呑みながら言った。
「実はつんく♂に頼まれたんだよ。高見澤さんたちが可愛いって言うと箔が付くから、お願いいたします、って。ファンの人はそうなの位で、怒ったのはノンちゃんとお袋だけだよ」
「でもさ、たまには小室哲哉みたいに、俺と一晩共にしたら、CDデビューさせてあげるよ~んとかって口説けないの❓」
と私は俊彦をつついた。
「そんな事言えるかよ❗」
「この、52の老体じゃ嫌って~のかい❓」
と私は笑った。
「俺だって69のおじいさんだよ。この前、森高にお前がオバサンになったら、俺たち、おじいさんよって言ったら、笑われたよ。それにノンちゃんを口説く男は余程、出来た男か、身の程知らずの大バカ者で、俺みたいな中途半端な野郎は寄っていかないよ‼️」
「たまには口説けよ❗」
俊彦は首を横に振った。
「出来ません❗」
に、何の会話をしているのか、分からなくなり、二人で笑った。
・・・・・・続く
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