2023.4.6
私はアパートに着き、久しぶりだったので、1日寝た。
夕方3時に帰って来て、次の日の午後2時まで眠った。
シャワーを浴びて顔に無印良品美容導入液を塗って、顔をはたいた。
俊彦から貰った、特撮家族の本を読んでいる間に眠ってしまったのだ。
特撮家族は俊彦の3作目の小説である。
正直、私は父親が体験した、未知の世界が怖かった。
丁度、私にストーカーした男の子が亡くなったばかりだったからである。俊彦にその話をすると
「悪いのはノンちゃんじゃない。自分でその子は決めたんだよ。別に悔いる事じゃない。忘れるのは時間が掛かるけど、前を向いていこうぜ」
と言われた。
そして、これからの二人の事を考えようと、俊彦は前向きだった。
明後日には病院だ。しかし、俊彦はJ先生と何を話したいんだろうか。
私は髪をドライヤーで乾かした。
♪私の髪が肩まで伸びて 俊彦と同じくなったら 約束通り 街の教会で結婚しようよ ぶ~ん、ん♪
と、首を横に振った。
・・・・・・続く
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