2023.4.11
俊彦はツアー中だった。桜井に
「ノンちゃんと逢うのは良いけど、お前、身体大丈夫か❓」
と、サングラスを外したつぶらな瞳で見つめられ
「うん。何とか睡眠はとってるから大丈夫だよ」
に坂崎は
「アッチの方は❓」
と、ニヤケて俊彦を覗き込んだ。
「プラトニック‼️」
に、二人は
「お前にしては珍しい❗」
と、声を揃えて言った。桜井は
「それだけ、本気だって事だな」
と、シャワー室へ入った。
坂崎も俊彦もライブの準備に入った。
今日も無事にライブは終わった。大盛況だった。
コロナで声出しが駄目だったのが、今回のツアーから、声援を許された。
何が救いかというと、コントの後の笑い声が聞こえる事だ。
アンコールは2回までで変わらないのだが。
俊彦はホテルに着いた。am1時であったが私に電話した。
私は眠ろうにも眠れずにいた。着信音が鳴り、俊彦と出たので
「のぞ美ですけど」
と、出た。
「まだ、起きてたの❓」
「今日は眠れなくて。コンサート無事に終わったのね」
に、俊彦は左にスマートフォンを持ち変えて
「ノンちゃんの声が聞きたくなって・・・・・・」
と、話し始めた。
「ノンちゃんさ、俺をフェミニストだって言ったよね❓俺は男女平等主義だけど、今の若い子と違って、デートは割り勘とか、女性を養わなくて良いとは思っていないんだ。そこは男が出すべきだろう⁉️って思ってる。だから、困った事があったら、何でも言ってくれ❗少しは俺を頼ってよ❗」
に、私は考えながら
「分かった。コンサート楽しんでね。おやすみなさい」
と電話を切った。
・・・・・・続く
コメントを残す