2023.4.14
15日は静岡で、ライブだった。私は新幹線を乗り継ぎ向かった。
何年振りの新幹線だろう❓
旅は久しぶりで、病気持ちの私には身体に負担が掛かるがアルフィーのライブを観れるのと、俊彦に逢えるので、心はウキウキとドキドキが入り交じっていた。
静岡駅に着くと、マネージャーの棚瀬が車で迎えに来てくれていた。
「棚瀬さん。お久しぶりです❗」
「今から、ライブ会場に行きますんで、安全運転で参ります」
と発車した。
私は
「静岡は日本平のオールナイトコンサート振りなんですよ。16の時、20歳だと嘘をついて観に行きました」
「そうだったのですね⁉️」
と、会場に着き、楽屋へと入った。
バックステージパスを棚瀬から渡され、それを掛ける。
サングラスを外した桜井に会うと
「ノンちゃん、疲れただろう❓座って、休んで」
と、細かい優しさがある、見掛けの威圧感があるのとは違って桜井もイイ人だった。
「皆さんに稲庭うどんを買って来たの❗」
に桜井は
「旨いもんな❗高見沢が一番喜ぶけどな」
に、坂崎が入って来た。
「ノンちゃん、久しぶり~❗麗しの高見沢はまだ、準備中だよ~ん」
と言って笑わせた。
皆、緊張はしていないどころか、ライブを演れるのを心待ちにしていた。
「幸ちゃん。ミカエルの剣持って来た」
と、ブルーに光るアルフィーのライブの恒例となっている、ライトを見せた。
「おう❗やる気満々だね」
俊彦が入って来て
「ノンちゃん、お疲れ様❗体調は❓」
「絶好調です❗」
と言って棚瀬に案内されて、客席に座った。PAの側の席だった。
SEが荘厳に流れている。
アナウンスが入り皆立ち上がった。さぁ、出番だ。
「楽しんで❗俊彦」
と、私は呟いた。
・・・・・・続く
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