2023.4.16
俊彦は夕方に私に電話をした。
「何だよ。この手紙。まだ、俺の事分かっていないんだな。真剣に付き合ってるんだよ、俺は❗」
軽くしかし、苛立ちが感じられた。私は
「ごめんなさい。私は不安なの」
「だから、一緒に暮らそうって言ってるのに。秋田じゃなきゃ駄目な理由は❓J先生か❓お母さんのお墓か❓」
「違う。結婚はしたくないの。俊彦も今更でしょう❓」
「今更も何も。ノンちゃんが遠距離でいいって言うなら、俺はOKだけど」
「そうだ。今度曲創って❗」
と、私は思い付いた。
「次のアルバムに入れるよ」
「じゃなくて私が歌うの」
俊彦は驚いて
「ノンちゃんが⁉️」
に、私は低い声で
「売れさせてみせるから」
に、俊彦は
「へぇー⁉️」
と、叫んだ。
・・・・・・続く
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