必要な 鈍感さ

2023.7.19

 今日は 作業療法士さんとヘルパーさんが家に来てくれた

なんとか道路は通れるようになっている

しかしまだ 一部 通行止めらしい

 ヘルパーさんに

「のぞ美さんって冷静だわ 避難して 強いメンタルを持ってるのね」

と言われたが 私は単なる 鈍感なのである

  当時 避難勧告が出ていたが 外を見ると 傘をさして歩いてる女性や 車が走っている

そして誰も周りは慌てていない 水も溢れていない

 ただ運が良かったのは トイレの水が 流れるところか 溢れてきたので 不動産屋さんに電話をかけて 避難してくださいと言われたからだ

 外は ザーザー 降りだったが 私の周りは 水が溜まっていなかった

 避難所に行ったら 多分 タバコは吸えないだろうと思ったから 缶コーヒーを飲みながら 一本吸って リュックに お薬手帳と 1週間分の薬と 現金と スマートフォンを持って ワンピースから パンツスタイルに着替えて 長靴を履いて 歩いて行った

  私は運が良かったのだ

そしてどこか鈍いところがある そりゃ 水が 家の前まで来ていたら 私でも慌てただろう

ところが 私の周りは 普通に雨が降っていただけだった

そして 長靴で 駅の方の 避難所へ 歩いて行くと 徐々に水かさが増していって 長靴の中に 水が入り 足がびちょびちょだ

 避難所についても 誰もいない 多分 避難してきただろうと思う 老夫婦に

「避難所はどこですか❓ 」

とお聞きすると

「4階です」

と教えてくれ 一緒に エレベーターで 乗って行った

それもまた運が良かった

そして 和室に入り 犬を連れてきた 男性に

「足が悪いんでしょ 椅子を準備しなよ 」

と私に椅子を勧めてくれた

それも運が良かった

そして 充電器を 忘れてきた私に 貸してくれた男の子がいて それも運が良かった

全て運が良かっただけである 家も浸水しなかったし 今はベッドで眠れる

避難所でも いびきをゴーゴーかきながら 眠っている 始末

 メンタルが強いんじゃなくて とても鈍感なのである

 人はある 意味 鈍感さも必要なのだと つくづく感じる

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