泣きたかったんだ

2023.8.18

 お腹が空いているが ご飯が喉を通らない

 空きっ腹にビールは さすがにキク

 安定剤と タバコと カフェオレと ビールだけで ここ何日か生きている

 私は 俊彦に 5分だけ肩を貸してと頼んだ

 もちろん エアー 俊彦 だが

私はさめざめと泣いた

 エアー 俊彦が

「 泣きたい時には泣いていいし 怒りたい時は怒っていいんだよ 笑いたい時は笑えばいい ご飯をたらふく食べて 眠りたい時 眠ればいい それが人間の 感情 欲求 だ」

と私に言った

 泣いたのは何年ぶりだろう

母が亡くなった時も 涙ひとつ 流せなかったのに

 心がぽっかり穴が開いて どうしようもなく虚しい

 泣くだけ泣いたら 少しはすっきりした

 しかし ヘルパーさんが作ってくださった 美味しい料理も ろくに食べれない

 会う人会う人に

「 痩せた ねぇ~」

という 言われる始末

 自分でも食べなきゃとわかるのだが なぜか 食が進まない

 泣くだけ泣いたのに まだ ぽっかり 胸が開いている

 今はそういう時なんだと 思い 何とか過ごす ことしかできない

 亡くなった友人たちが 手招きしているけれども 神が 私の肩を掴んで

「まだ行く時じゃない」

と 言う

「 もう少し この世であがいてみようか」

と 私は 決意した

コメントを残す