男たちへの怒髪天

2023.10.28

 私は常々、ホステスやコンパニオンとお酒を呑む男性を畜生だと言っては来たが、ホステスやコンパニオンを悪いとは一言も言った事はない。

 勿論、楽に稼げるからとやってしまう女性は感心できないが。

 私が会社の飲み会の二次会に必ずホステスがいるお店に行く。

 私を相手にして下さったホステスさんが、どうやら泣き上戸で、私に

「本当はこんな仕事したく無いの。だけどお金が無くて仕方なくやっているの」

と、私の前で泣くから、私は彼女の背中を擦りながら

「一生懸命生きていると必ずいつか素晴らしい時が来ます」

と、慰めて、彼女の空になったコップにお酒を水滴垂らしてほとんどお水の水割りを作ってあげ、そこのママもしょうがないわねという顔をして見ている。

 支払いは会社持ちだったから、私は払わなくても良かったが、どちらが客なのか分からない状態、数知れず。

 ある時、また、ホステスのいるお店に入った。

 私の隣にホステスさん。その隣に会社の先輩男性が座った。

 私が何気なくそのホステスさんを見ると、その先輩男性が呑みながら、ホステスさんの胸を触っているのが分かった。

 ホステスさんの職業柄、嫌とは言えないのを良い事に。

 私はそれを見て、頭に血が上り、その先輩男性の手を掴んで

「あんた、何やってるの❗」

と、その手をテーブルに叩きつけてしまった。

 店内は一瞬、静まりかえり、私はしまった❗と思ったが、やってしまった事は仕方が無いと、独り水割りを呑んでいた。

 気づけば、私の周りに7,8人のホステスさんが座って

「水割り、お作りいたします」

とか

「当店のサービスです」

等、ホステスさんが他の男性客をほっぽって、私に良くして下さった。

 そのホステスさんの胸を触っていた会社の先輩男性は隅っこで一人チビチビ呑んでいる始末。

 多分、私みたいな客が初めてだったらしく、ホステスさんにとても親切にしていただいた。

 私は自分の彼氏や夫が、そういうお店に行ったと分かった時点で、その男性を捨てるが、今までお付き合いしていただいた彼氏は誰一人として行っていない。

 彼女達の大変さは良く理解しているつもりであるが、そういう女性を相手にする男性は私には不向きである。

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