父も俊彦も正しい人だった

2023.11.1

 私が父から電話で

「おまえ、ダルビッシュが好きなんだって❓」

と、母が教えたらしく

「でも、結婚しているから」

と、言うと

「そんなの関係ないだろ⁉️」

と、言ったので私はこういう考えの人だから、愛人作っても平気なのだと思っていた。

 俊彦が夜のヒットスタジオで、古舘伊知郎さんに

「田中裕子さんが良いと言っていたので、隣に並んでもらいましょう❗」

と、俊彦は恥ずかしがり、田中裕子さんが申し訳なさそうに下を向いたままだった。

 私は田中裕子さんが沢田研二さんの家庭を壊した女性だと思っていたから、そういう女性でもいいんだと、少しガッカリした。

 その後、とんねるずの彼氏、彼女がいない人を呼んでカップルを作るという番組に俊彦がゲストで出て、最後に有名人で好きなタイプは❓と訊かれ

「松坂慶子さんです」

と、答えると、貴明君も憲武君も

「ご結婚なさいましたが❓」

に俊彦は

「気にしません」

に、貴明君も憲武君も

「僕らなら、結婚したらそれで終わりになりますがね」

「気にしません」

と、俊彦は言ったし、アルフィーの歌にも不倫の歌は何曲かある。

 私は父も俊彦も不倫してもいいんじゃない⁉️という低レベルな人間にはどうしても思えなかった。

 ある時、俊彦のラジオを聴いていたら

「結婚している人を好きになってしまう人の気持ちは分かるけれど、矢張相手の家庭を壊すのは僕は人としてやってはいけないことだと思っています」

という発言を聴いて、父も俊彦も結婚しているとかしていないからとかではなくて、人を好きになることはとても素晴らしいことだと言いたかっただけで、相手の家庭を壊したり、傷つけたりする事はいけないことだと、きちんとした道徳観を持っていた大人の男性だった。

 矢張、俊彦を好きになって良かったと思う。

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