2023.11.8
もし、タイムマシーンがあったなら、私は高見澤栄さんの国語の授業を一度でも良いから、受けてみたかった。
高見澤栄さんとは俊彦のお父様である。
国語教師を経て後に中学の校長になったが。
探せなかったが、私は栄さんのあるお写真を見て、一目惚れをしてしまった。
俊彦はパッと見、お母様の久美子さんに似ていると思われるが、栄さんと見比べると、矢張、お父様に似ている。

高い鼻と言い、口の大きさと言い。
栄さんはとても厳しい校長先生だったそうで、男子は全員坊主頭にするべし❗と、言っていたが、その息子の次男坊が高校で、ロン毛に化粧をして通っていたから、困ったものだったろう。
デビューが決まっても
「俊彦。おまえがミュージシャンになる事を許した訳じゃないからな❗」
と、反対していた。
しかし、ある日、俊彦が実家に帰って、お母様が書き物をしていたら、万年筆のインクが切れたので
「俊彦。お父さんの書斎からインク取って来て」
と、言われ、父親の書斎のデスクを開けると、そこにはアルフィーのデビューシングルの夏しぐれが何十枚も入っていた。
それを見た俊彦は独り悔し泣きをしたという。
また、ある時、お父様が
「俊彦。おまえの書く詞はボキャブラリーが足りない」
と、言って国語辞典を送られて来たとか。

お兄様は埼玉県で学力テスト
で、一番を取る程の優等生で
東大を薦められたが
「僕は早稲田に行きたい」
と、言って早稲田を卒業して、某有名カメラの会社に入り、奥様とドイツへ赴任して帰って来た、エリートである。
そんなお兄様には勉強では勝てないし、8際年上で、喧嘩にもならない。
残念ながら、お父様が93歳でお兄様が74歳で旅立ってしまった。
私の感覚ではその頃から、俊彦は歌が格段と上手くなった。
お母様の久美子さんから電話が掛かって来ると
「俊彦❗髪切った❓」
と、先ず言われるらしい。
久美子さんは髪の短いのが男だという考えの持ち主で
「いつになったら、髪を切るの⁉️」
と、60歳過ぎても、怒られたそうだ。
その様なお母様も、今年の7月に103歳で旅立ってしまった。
俊彦はこれからも長く生きていて欲しい。
多分、私の方が17歳若いが、俊彦より、先に逝くと思うから、その時は私の為に曲をギターで奏でて欲しい。
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