2023.12.3
私は見え過ぎて困るから、所謂、生き上手ではございません。
会って2,3秒で、この人はどれだけの本を読んで来て、どれだけの音楽を聴いて来て、どれだけの知識があり、真面目にコツコツと努力して来たか、バカな上司に媚びを売って出世したのか、心根が優しいかが、分かってしまい、生きるのが、ひじょうに苦しかったです。
ある時、私より、20歳以上の年上の女性が
「中田のぞ美さんと、仰るの。とっても、綺麗ね❗私と仲良くしてね」
と、手を指し伸べて握手をしようとした瞬間
「おまえなんか、だいっ嫌い❗」
と、心の声が聞こえたので、この女性は仲良くしてねと、言っておきながら、私の事が嫌いなんだと分かってしまい、緊張しながら、何とか握手をした。
その女性は多分、若い頃に男性達にチヤホヤされて育って来て、今ではお局様になった。
そのお局様から、散々イジメられた。
男性社員達が私を見る目が
「可哀想に」
と、思いながらも、そのお局様に
「のぞ美さんをイジメるのは止めなさい❗」
と、言ったら自分も会社に居られなくなるから、始終無言だった。
ある時、病院に行ったら、Drに
「今直ぐに入院してもらいます❗」
と、言われ、私はお向かいの高齢女性を見て
「今、元気そうに話しているけれど、1週間後には死んじゃう❗」
と、分かった私が、毎日お見舞いに来る娘さんに、伝えようか❓伝えたら
「貴女❗失礼ね❗私の母が亡くなるとでも言うの⁉️」
と、多分怒るだろうし、どうしようと1週間、悶々と悩んでいた。
丁度1週間後に、個室に移られ、次の日にお亡くなりになった。
私を始め5人の患者さんが、頭を下げたら
「別にお気になさらずに。もう死ぬのが、分かって入院させましたから」
と、娘さんがニッコリと微笑んで、病室を後にした。私は正直
「だったら、先に言ってよ~❗私が悶々と1週間、悩む事が無かったじゃない❗」
と、思ったけれど、口に出せずに黙って娘さんを見送った。
何故、亡くなるか分かったかと言うと、顔に青黒い色が見えてしまったからである。
だから、私はその能力が余りに辛くて、封印してしまった。
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