理屈抜きで守るのが愛だと思います❗

2023.12.11

 私は一人娘なので、両親が考えて犬を連れて来た。

 実は父は大の猫嫌いだったからである。

 私はフランダースの犬を観ていて、本当は犬の名前がパトラッシュで、男の子の名前がネロだったが、私の勘違いで

「この犬をネロにする❗」

と、言っていた。

 実は私は犬や猫を飼うという言い方が嫌いなので、一緒に住んでくれた相棒と呼ぶのが、一番ふさわしいかな❓と、思っている。

 ある朝、突然、そのネロが居なくなった。

哀しんでいた私に父が保護犬を連れて来た。

 その犬にも、ネロと名付けた。

 ネロはメス犬で、突然、5匹の犬を産んだ。

 次の日、そのネロが亡くなり、4匹の犬が居なくなった。

 ネロが亡くなり、5匹も飼う余裕が無い父が4匹、もらって下さる、家へと、あげたのだと、今では分かる。

 その犬をまたまたネロと名付けた。

 新しい家に引っ越したが、一緒に引っ越して来た、人は文句は言わなかったが、そのご家族がその家を出て行って、新しいご家族がやって来た。

 そこの奥様に

「キッチンに立っていると、お宅の飼っている犬の臭いが大変なんです❗」

と、言われたので、少し離れた川沿いの草むらにネロを置いていた。

 ある朝、母が行くと、そのネロがグッタリしていたので、動物病院へ連れて行った。

 Drに

「このまま、苦しみ続けるより、安楽死させた方がよろしいと思われます」

と、言われ、母と私は

「お願い致します」

と、言って、あまりにも哀しかったから、もう二度と犬とは相棒にならない❗と、思っていたが、丁度、一週間後に玄関に黒い犬が座っていたので、仕方なく、その犬を相棒にした。

 名前は「高見沢俊彦」にした。

通称トシと呼んでいた。

 母がトシを散歩に連れていると、幼い女の子に

「その犬の名前は何て言うの❓」

と、訊かれて母が

「高見沢俊彦って言うの」

と、答えると

「ウチのお父さんと同じ名前だ⁉️」

と、驚いていた。

 偶然、そこのお父様が

「俊彦さん」

だったのである、笑。

 ある時、母と二人で、トシを散歩させて歩いていると、7匹位の放し飼いの犬達が

「ワンワン❗」

と、吠えながら、向かって来たので、私はトシの前に大の字になり、その犬達を

「向こうに行きなさい❗」

と、追いやったら、7匹の犬は帰って行った。

 私は母に

「貴女、凄いわね❗私は怖くて何も出来なかった」

と、言われたが私は身体が勝手に反応しただけである。

 本当の愛とは全身全霊で守る事だと私は思っている。

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