化粧を売るというプライド

2023.12.14

 私が19歳の時に、同じ職場の男性の奥様(不倫の末、結婚した2番目だったが)勤める、化粧品店に私と少し歳上の女性と、事務をしていた、女性と三人でそのお店にお昼休憩の時に行った。

 そうしたら、その女性に

「貴女の安月給じゃ、買えない商品ばかりよ❗」

と、言われた。

いくら知り合いとはいえ、私は正直、そんな事をお客様に言って良いものだろうか❓と、疑問に思ったし

「貴女がその高級化粧品を朝晩塗ったくって、化粧を塗ったくってもその程度にしかなれないなら、私は買わない❗」

と、言いたいところをグッと堪えて、我慢して黙っていた。

 ハッキリ言って、香水が鼻に付く程だったし、大した綺麗とは言えない女性だったからである。

 まだ、他の日本の化粧品を安く売っている女性の方が遥かに綺麗だったし、ここの化粧品を買うのはお金を溝に捨てる様なものだからである。

 「そこの社長に伝えたい❗」と、私は思った。

あの女性店員を置いておく限り、少なくとも、函館では絶対に売れませんからと。

 ある女性店員さんは私がそこのお店の商品ではないのに

「安い口紅ですが、認知症の母にプレゼントしたくて」

と、話し掛けると

「なら、綺麗な包装致しましょう❗」

と、仰って下さった。

 いくら、私が知らないとは言え、所謂、神対応だった。

 私がその女性店員さんに

「肌が弱いみたいで、どの化粧品も合いません。しかし、お金は余りございません」

と、伝えると

「のぞ美さんは脂性肌では無くて、敏感肌なのです」

と、仰り、割りと安くて、私の肌に合う化粧品を出してくれた。

「一品だけ、確かに高い化粧品がございますが、これを付けたら、のぞ美さんのお肌は格別に良くなる筈です❗」

と、親身になってご説明して下さった。

 その女性店員さんが居ない時、違う化粧品の店員さんに

「私は肌が弱くて、何かお薦めの化粧品はございますか❓」

と、訊いたら

「私どもの化粧品では無くて、皮膚科に行かれた方が良いと思われます❗」

と、アッサリ言われてしまった。

 もう二度とそのお店には行かなくなった。

 今は引っ越してしまって、その信頼出来る女性店員さんにはなかなか会えないが、私が一番信頼出来る女性はその女性だけである。

 その女性は私より、10歳位歳上だが、厚くなり過ぎず、きちんとメイクをしていて、スカーフの巻き方も、お洒落で、決して、気分を害しない女性である。

 化粧品店員はお店の顔である。その事を函館で、出会った女性店員に伝えたい。

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