片桐はいりさんはプロ

2024.1.20

 片桐はいりさんはプロだと分かりました。

多分、彼女は(美人とは言えないし、誰からも可愛いすら言われた事は無いけれど、私の顔を一度見たら、全人類が脳裏に焼き付けられる❗だから、女優になろう❗)と、心に決めて、演技力を身に付けて、全く違うドラマに出ても、皆

「前に、この女優さん、観たことがある❗しかし、前とは全然違う別人になっている❗」

と、思ったはずです。

 ある時は単なるお手伝いさんの役、ある時は女社長の役を見事に演じられます。

 ある女性は(私、どこから見ても、中年の低賃金の旦那とようやく結婚してもらった、オバチャンにしか見えないから単なるオバチャン役を演る❗)

と、ドラマのエンディングテーマの度にようやく最後から3番前に1.オバチャン役 〇〇〇〇

と、だけ書かれる役者さんもおります。

 私は実は斬られ役俳優の福本清三さんが幼少期の頃か大好き❤️です❗

 お顔を見た瞬間、(何故❓こんなに美しい男性がわざわざ斬られ役で出されるの❓あの有名俳優よりも顔だけで勝っているのに❗)と、感じておりました。

 実は斬る方よりも、斬られ役の方が難しいのです。

 刀にお詳しい方々ならばお分かりの通り、人を斬ったら、途端に刀が斬れなくなりますよね。

 一応、映画やドラマですから、一番斬ったら、刀を研いで、また、一番斬ったら、刀を研いでならば演技になりませんから、ただ、4,5回斬っても相手は死なないので、最後にブスッと差して終わります。

 斬る方もそれくらいは分かっております。

 斬られ役の方がより、もっと分かっております。

 ほとんどの役者は

「最初は名前も出せないし、せいぜい良くて、1万しか出せないけどいいですね❓」

と、言われてようやく演技を認められて、最後のエンディングテーマと同時にようやくお名前が出されて

「俺はプロになれたんだ❗」

と、喜んでしまいます。

 しかし、その役者は斬られ役の男性よりも遥かに斬られ役が下手なのです。

 私が唯一、惚れた斬られ役の俳優さんは最後に必ず出て来て、とにかく、4,5回斬られて

「苦しい❗」

すら言わないで、悶えながら、最後にスターと呼ばれる俳優にブスッと差されて、5秒後にようやく死んでみせるのです。

 多分、私と同じく感じた日本人の男性と女性たちが署名を集めて、その男性俳優さんの顔写真を同封して、黒柳徹子さん宛てに手紙を送りました。

 そして、徹子の部屋に登場したのです❗私は嬉しさのあまり、30分全てを拝見致しましたが、どんな会話をなさったのかがすっかり興奮した為に覚えておりません。

 最近、テレビは観ないので、その男性俳優さんがどうなっていらっしゃるのだろうと、ウィディペキアで調べたところ、2021.1.1に77歳で肺がんの為残念ながら、お亡くなりになられていらっしゃったのを知り、正直、落ち込みましたが、私は

「貴方のようなプロの斬られ役俳優さんの存在を知りました❗天国で皆さんを見ていて下さい❗あなたに出会えた事が私の人生の最大の幸運です❗アッパレ❗福本清三さん❗」

と、エアーですが深紅の薔薇を一輪供えさせて下さいませ。

🌹俊彦を唯一愛する若輩者 拝

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