ホンモノは間を魅せられる

2024.1.24

 ある男性は

「松浦亜弥は歌が上手いよ❗」

と、仰いました。

 でしたら、わざわざあんなチビでブス面を出して

「私、アイドルで~す❗」

と、テレビやステージに立たずにAdoさんのように、一切、顔を出さないで歌わ無いのでしょうか❓

 それも、アイドルではなく、単なる歌手ですと言って。

 そうしたら、明らかに歌唱力の違いが浮き彫りになってしまうのが自分でも解っているからです。

 私はAdoさんの顔を拝見した事はございませんがご覧になった事がある方は

「わざわざ顔を隠す必要がないのに」

と、言うのを私の耳にも入って参ります。

 Adoさんは確かまだ、20歳そこそこです。あの声質から、可愛いタイプよりも、美人タイプだと思うので、逆に顔を出せないのです。

 若い頃は美人や綺麗タイプはなかなか声が掛けられないどころか、女性からは

「私と同い年には見えない❗」

男性からは

「俺たちより、大人だから、地味って言ってやろうぜ❗」

と、モテるどころか、逆です❗

 可愛いタイプは男性からも女性からもとにかく、ちやほやされ、ハッキリ言って、顔はブスでも

「私、バカだからわかんな~い❗」

と、まだ、私と言えればマシなのですが、成人した女性が

「あゆ、わかんな~い❗」

等と言ってしまいます。

 篠原涼子や華原朋美が

「ともちゃんね~」

と、ずっと幼いバカを演じて参りました。それは小室哲哉に捨てられない為に必死に幼稚なおバカな女の子になっていたのです。

 特に、小室哲哉みたいな男として小物程、女性が自分よりも実力があると分かったら、離れて行きますから。

 しかし、篠原涼子がドラマであれだけ評価されました。

 華原朋美も

「私は」

と、途端にしっかりした女性に変わったのです。

 元々は篠原涼子も華原朋美もデキル女性なのです。

 小室哲哉と別れた女性は途端にしっかりと自分の意見を言える女性になります。

 大抵の日本の男性は小室哲哉並みで、自分の範囲内で言う通りにする女性たちとしか、お付き合いできないのです。

 よくいらっしゃるでしょう❓単なる彼女の時点で女性に料理を作らせているバカな男が。

それくらい、バカなのです。

 小室哲哉に相反しているのが岡村靖幸君です。

 小室哲哉のネット番組のゲストに出演した時

「僕、クラブ、昔で言ったらディスコに行って、俺、小室哲哉と友達なんだぜ、と言っても全女性たちに無視されます。小室さんなら、VIPルームでガラス越しに、あの子とあの子とあの子、と言うとお持ち帰り出来るんでしょう❓

 それに曲を作ったら、全女性たちがお付き合いと言うか、関係が持てるんでしょう❓どうしたら、僕、女性にモテるようになるんでしょうか❓」

と、小室哲哉がやっている事、全てを岡村ちゃんは言ってしまって、小室哲哉はドギマギしながら、大人の振りをして

「それは長年、歌を提供していると、恋愛感情もわいてしまう事もあるかも知れないけど・・・・・・」

と、なんとか答えた時

「はい❗靖幸ちゃんの圧勝❗」

と、拍手喝采してしまいました。

 同じく、山口百恵さんはとにかく、体幹がしっかりしております。

 山口百恵さんの20歳の頃のお写真と浜崎あゆみや松浦亜弥の現時点の年齢の写真を知らない方々に

「どの人が一番、年上に見えますか❓」

と、訊くと100人中、100人が山口百恵さんを指を指すでしょう。

「だって、この女性はあとの二人と、全く違って、大人の女性でしょう❓」

と、言うはずです。

「実は、この女性、まだ、20歳なのです。もう、一人は40歳を過ぎておりますし、もう一人は30代半ばを過ぎております」

と、教えると、全員が

「え~❗嘘でしょう❓明らかにこちらの女性が遥かに大人です❗」

と、言ってしまいます。

 それくらいに今の特に日本人は幼稚ですし、幼稚な事を好みます。 

 日本人だけです。

「また、一つ年を取っちゃった❗は~あ」

と、落ち込む人種は。

 昔は女性たちが年齢を言いたがらなかったのですが、今では男性も自分の年齢を訊かれたくないのです。

 私は年齢は単なる数字だと思っておりますし、歳を重ねると、人間誰もが、皺は出来るし、シミの一つや二つ、或いはたくさん出ますし、太り易くなったり、その真逆に痩せてしまう人が出て参ります。

 それは仕方がない事なのです。体力も落ちますし、きちんと睡眠をとらないと、身体が朝から重たく感じますし、なかなか疲れが取れません。

 その代わりに若い方には無い、大人の魅力が出て参ります。その良さに気付かないで、女性はあゆやあややのような、10代20代に見られるようなメイクをして、いつまでも幼稚な振りをして、相手が間違っているのに、ハイハイと頷いてしまうのです。

 山口百恵さんは特に”ロックンロール・ウィドウ”で、腰を落として太ももに手を置いて、15秒、スタンドマイクのマイクに手を掛けたまま、カメラ目線で15秒、違うカメラマンにスイッチを切り替えたのが分かっても、そのまま、全くカメラ目線に合わせる事無く、黙っております。

 それは山口百恵だから出来るのです。

 浜崎あゆみや松浦亜弥が同じ事をしてしまうと

「何をやっているんだ❓」

と、全員に思われますし、あんなに黙ってポーズを取れません。とにかく、グラ付いて、フラフラと揺れて、立つ事も出来ないでしょう❓

 そして、間が空いてしまうと、人々を魅了出来ないのです。

 ですから、浜崎あゆみは目のメイクに2時間も掛けて、ドレスの裾がまるで、貴族の女性が結婚式で着る、長いウェディングドレス並みの衣装を着て、胡麻かさ無くてはいけないですし、松浦亜弥はもう、30代半ばを過ぎているのに、10代20代に見られるようなメイクを一生懸命するのです。

 山口百恵みたいに間を5秒でも開けてしまうと、途端にボロが出てしまうのはご自分達がよ~く、分かっているから、今時の女性歌手たちは間を開けられ無いのです。

 ”異邦人”を歌っている、久保田早紀さんも、作詞・作曲もして、ピアノを弾きながら、歌うのに、あれだけ綺麗❗と、言われました。しかし、久保田早紀さんは実はクリスチャンなのです。あまりにも”異邦人”が思いもよらずに売れてしまった為に今では教会の音楽だけを創っております。

 ですから、一発屋ではなくて一曲しか、表立って歌を創らないし、歌わ無いのです。

 様々な歌手が”異邦人”をカバー致しております。

 私は歌も好きなのですが、あのイントロを編曲なさった方は凄い❗と感じました。

 久保田早紀さんも、あんな曲になるなんて❗と、初めて、アレンジを聴いた時、感じたでしょう❓

 ”異邦人”のレコードは残念ながら私は持っておりません。

 ですから、B’zの松本がプロデュースした、ZARDの坂井泉水さんが歌う”異邦人”のCDは買いました。何故なら、カラオケが入っていたから、自分でも歌えると思ったからです。

 カップリングが荒井由実が作った歌であまり知られていない女性シンガーが歌っております。正直、そのシンガーの方が歌が上手いですし、ユーミンが嫌いな私でも、十分にその歌は聴けるのです。

 石川ひとみさんの”まちぶせ”は全部、拝見・拝聴出来るのです。石川ひとみさんはお綺麗ですし、発声法もしっかりなさっていて、これ見よがしに声量を出して歌わないから、好きなのです。

 ZARDの坂井泉水さんも、あまり肺活量と体力が無いのが分かって、わざと、普通に歌っているように見えますが、きちんと喉に負担を掛けない発声法で歌っております。お綺麗な女性ですが、ある理由でなかなかテレビに出ませんし、殆どライブ活動は致しませんでした。

 残念ながら、天に召されてしまいました。

 石川ひとみさんや坂井泉水さんがわざわざアイドル歌手と言わないのは単なる可愛いではなくて綺麗な女性だからだと思います。

 そして、久保田早紀さんみたいに作詞・作曲をしてピアノを弾きながら歌ってしまう女性がわざわざアイドル歌手ですと、言う必要性が無い事くらい皆様もお分かりでしょう❓

 坂井泉水さんは作詞を致します。浜崎あゆみも作詞をしているようですし、森高千里も作詞をするし、ドラムも叩けるのに

「非実力派宣言❗」

たるネーミングでわざわざ売れました。正直、”ストレス”を初めて聴いた時、こんなに綺麗でスタイルの良い女性が作詞するから、応援したいと思いましたが、南沙織さんの”17才”をカバーしてまで売れたいのか❓と思いガッカリ致しました。

 ですから

「勝手にミニスカートを履いてアイドルをやっていて下さいませ。私には関係ございません」

と、今は思っております。

 正直、宮沢りえのケンタッキーフライドチキンのCMを初めて見た時

「なんで、こんなブスをCMで使うんだ~❗」

と、私は思いました。まだ、私だけならば解るのですが、同じレストランでアルバイトをしていた男子大学生も

「のぞ美さん❗俺、なんで宮沢りえが売れたのか分からない❗あんなにブスなのに、ヘアヌード写真集なんか、誰が買うの❓俺、実はケンタッキーのCMで初めて見た時、思わずこんなブスがケンタッキー喰ってる❗って、ビックリしたもの❗」

 正直、私は顔も頭も後藤久美子の方が遥かに優れていると思いました。

 明石家さんまの小学生を集めた番組のオーディションに実は落ちたのです。その理由が

「小学生なのに、大人で色気があり過ぎるから」

だそうです。

 ですから、オーディションや就職面接で落とされた方々。

 明らかに(自分が悪いのだ❗)と、考え無いで下さいませ。

 「今日はあまり存在感が無い地味で不細工な人を受からせよう。今度の役はそうした設定だから」

といった、オーディションに後藤久美子みたいな国民的美少女が受けに行ったら、落ちるに決まっております。

 アルバイトや就職面接でもそうです。

「とにかく、顔も頭も普通の男性をとりたい❗」

という面接にBUCK-TICKの櫻井敦司並みの超絶美形で頭も良い男性が受けても落ちてしまいます。

 ですから、人間、勝ち組や負け組など無いのです❗

 外野に好きに言わせておけば良いのです。自分の道を歩くだけなのが、人なんです。

 あなたが歩いた後に道が出来てそれぞれの花が咲くでしょう❗もしくは木かも知れません。或いは、海や湖が出来るかも知れません。

 一番、先頭を歩く事はとても怖いのです。しかし、勇気を出した人しか、幸せは掴めません❗

・・・・・・それにしても、間を魅せられる人は何処へ行ってしまったのでしょう❓

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