大人の男性から、教わったこと

2024.2.4

 私は過去に何度か、ご結婚されている男性を好きになった事がございます。

 しかし、一度も不倫はした事がございません。

 それは何故かと申しますと、全ての男性達が大人の男性だからです❗

 よく、いい大人が

「不倫してもいいんじゃな~い❓」

と、言ってしまった時に私は驚きました。

 それが犯罪行為だという事が大人になっても解らないからです。

 私は幼少期の頃に、父から

「日本に産まれて来たら、これ位、暗記していなくては恥ずかしいからな❗」

と、六法全書と広辞苑を与えられました。

 六法全書は弁護士になる為に読むのでは無いのです。

 日本に産まれて、住んでいる限り、知らなくてはいけない事なのです。

 相手に夫がいる、妻がいると解って、男女関係になってしまったら、お相手の夫や妻に訴えられたら、300万から400万円支払わなくてはいけない事もいい大人になっても、解っていないからなのです。

 それは立派な犯罪になる事も解っていないから、頭の中身はお子ちゃまなんです❗

 私はあるご結婚されている男性を好きになってしまいました。

 そして、自分の想いを伝えるべく、手紙を返信用封筒に宛名を書いて、切手を貼って出しました。

 その封筒が家に届いて、中を開けると、白い紙に

「迷惑です。〇〇拝」

と、書いてありました。

 私よりも、一回り以上年上の男性が若輩者の私にきちんと、「拝」を付けて下さったのです。

 私は断られて、正直、良かったと感じました。

 そして

「これが、最後の手紙です。

 〇〇さんが断って下さり、私はとっても嬉しいです❗

 実は私の父は浮気をしたり、愛人を作ったりして、娘ながらに男として、許せない❗と、感じながら生きて参りましたから。

 大人の男性だから、私にきちんと断って下さったので、そのような方を好きになって良かったと思っております。

 ですが、〇〇さんにご迷惑をおかけしますので、もう手紙は書きません。

 どうぞ、ご自愛下さいませ」

と、書いて出しました。

 その男性から、拝を付ける事を教えてもらいました。

 そして、スマートフォンやパソコンではなかなか書けませんが、本来、目上の方に対して、様では無くて、木に右側の下は永と書くのが正式なお相手に対するマナーな事を私はある時、知りました。

 それからはお相手が目上であろうと、年下であろうと、右側の下は永と書くようになりました。

 ですから、私の手紙は必ず、右側の下は永に自分には拝を書くようになりました。

 その男性とは永遠にお付き合い出来ませんが、また、一つ、私も大人の人間になったのです。

 何も、彼氏や彼女にならなくても、人と人として、お互いに高め合うのが、私は理想の人間としてのお付き合いの仕方ではないでしょうか❓と、感じるのですが・・・・・・。

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