平和ボケしているのは日本人男性、おまえだろ❓

2024.3.12

 ある男性は

「最近の日本人男性はたるんどる。家もあるし、ご飯が食べれるし、学校にも行けるし、会社で働け、給料までもらえる。

だから日本男児がいなくなったんだ❗」

という投稿を見て、私は思わず笑ってしまいました。

 「たるんでるのはおまえの方だろ。おまえが家もあるし、朝昼晩とご飯が食べれるし、学校へも行けて、会社に行って給料を貰えているから、日本人はみんな、そのようなモノだと思い込んでいるんだよ❗」

と思いました。

 確実に独り立ちして、自分のお金で安いアパート暮らしの人間ならば一度はライフラインを止められた事位ある方もいらっしゃるでしょう。

 ですが、私に言わせたらそういう方々はまだマシなのです。

 私は母と暮らしていて、お腹が空いたので、インスタントラーメンを作ろうとインスタントラーメンを鍋に入れ、水道をひねってお水を入れて、ガスコンロで作ろうとした時、何回コンロを回しても火が出ないから

「母。ガスコンロの電池が切れてるみたいだよ」

と言うと

「のぞ美❗ゴメン、ガスが止められた❗」

と言われたので、火を使わない食料品を食べました。

 また、ある時、テレビを観ようと、テレビのスイッチを入れても何ともならないので

「母。多分、テレビが壊れてる」

と言うと

「のぞ美❗ゴメン、電気が止められた❗」

と言われたので、その夜はローソクに火を灯して一晩過ごしました。

 またある時、用事があって、電話をしようとしたら、ツーとも言わないので

「母。多分、電話線が切れてるはずだから、直してもらったら❓」

と言うと

「のぞ美❗ゴメン、電話が止められた❗」

と、必ず年に何回もライフラインが止められました。

 高校生の時、日曜日で朝起きてお腹が空いたから、冷蔵庫を開けると空っぽです。

 醤油やみりんを探しても、お米一粒も無いので、もしかしたらと思いながら

「母。ご飯も醤油もみりんも無いけれど」

と言うと

「のぞ美❗ゴメン、食料品もお金も何も無い」

と言われたので、助かったのは水道が止められていなかったので、母にコップに水を入れて、自分もコップに水を入れて、ゆっくり少しづつ飲んで過ごしました。

 それは何故かというと、もしかしたら一週間、ご飯が食べられ無いと人間は体力が明らかに減退するから、母は椅子に座って、私は自分のベッドに横になりながら、少しづつお水を飲んでしのいでおりました。

 私は今日は日曜日で休みな事に大変、感謝致しましたが明日は学校へ行かなくてはいけません。

 もう、高校生ですから給食も無いし、みんなでお弁当も食べられ無いし、学食でも食べられ無いし、パンの販売も買えないので、午前中は頑張って学校へ行けるけれど、お昼ご飯になったら、保健室のベッドで寝せてもらおうか❓と考えていたら、午後2時過ぎに閃いたのです。

 父が家に居たときにお酒を運んでもらっている酒屋さんは月末にまとめて支払いしていたと。

 そして、母に

「あそこの酒屋さんなら、食料品は売っていないけど、カップラーメンやチョコチップクッキーや缶コーヒーなら、売っているはず。月末には私のアルバイト代も入るから支払えるでしょ❓」

と言うと、母は

「そうだ❗電話してみよう❗」

と、またまた救われた事に電話は止められていなかったので、酒屋さんにカップラーメン10個とチョコチップクッキー10個と缶コーヒー15缶を頼んで、男性が家に持って来て下さいました。

 もうその酒屋さんは私の家にご飯が無くてお金も無い事が分かっているはずです。

 何故なら、酒屋さんでカップラーメンやチョコチップクッキーや缶コーヒーを買うと、スーパーよりも高いのです。

 それをわざわざ、ウチから買ったという事は、何らかの事情がある事位、酒屋さんのプロですから見抜いていたはずです。

 そして、夕食を二人でカップラーメンとチョコチップクッキーと缶コーヒーで過ごして、次の日の朝食も同じでした。

 私はカップラーメンと缶コーヒーを持って学校へ行けたのです。

 ある事情で、母と二人で秋田に来た時、家が無かった事があります。

 家が無いとは住所もありません。

 何かの手続きすら取れません。住所が無いのですから。

 周りがみんな同じなら、まだ、たえられるのです。

 明らかにお金が無いご家族でも、木造建築の平屋の一軒家を借りれますし、アパート位借りれます。

 何故なら、日本は男性という理由だけで、恵まれているからてす。

 ですから、日本人男性で私のような目に遭った方々は殆ど見かけません。

 秋田の街で3人位、髪の毛が床屋さんや美容室に行けないし、ハサミも買えないから、色は違えど天然巻き髪Takamiyのご高齢男性たちにすれ違いました。

 多分、警察から、ただで自転車をもらって、ペットボトルの大五郎を3分の1入ったまま、自転車に乗っている、ご高齢男性や、木で出来た、私は何処でそれを手に入れたのだろう❓と感心した車が付いてあるボロボロの荷車を引っ張りながら、明らかに他人が捨てたしけもくを加えながら歩いている男性や、朝になると、コンビニエンスストアーの外の灰皿に座って煙草を吸っている男性を何人か見かけました。

 東京でもホームレスさんでさえ、冬は夜、眠れないはずです。

 スーパーの裏口で段ボールを見つけた方はラッキーです❗

 その段ボールで小さな家を自分で作れるからです。

 ゴミ箱の中に新聞紙を見つけた方はラッキーなのです。

 新聞紙一枚だけでも温かさが違うのです。

 今日は段ボールも新聞紙も見つからなかったという方は駅のベンチで寝ます。

 駅員さんも分かっているから、見て見ぬ振りをして黙っております。

 しかし、北海道の極寒の冬に外で寝るのは死ぬような事です❗

 ですから、ホームレスさんたちはわざわざ、スーパーであんパンを万引きして、スーパーの係員に自主するのです。

 普通の人間だったら、刑務所に入れられたら、一時間で苦痛になるでしょうが、ホームレスさんや私にしてみたら、刑務所は極楽なのです。

 せいぜい番号で呼ばれる事位、何とも思いません。

 布団を与えられ、朝昼晩、無料でご飯が食べれるし、屋根壁もあるのですから。

 そして、自分の好きな本を自由に読めるのですから、私にとって、刑務所やお寺に入れてもらえるのは修行では無く、天国なのです。

 「日本人はたるんどる❗」

という日本男性よ❗おまえが一番たるんどる❗と、私のような小娘に教えられなければ分からないのですか❓

 もう一度、幼稚園からやり直しなさい。

 しかし、貴方のような日本男性なら、幼稚園を退学させられるでしょうが。

 人間、自分の為だけに生きれる人生を送れるモノだ❗自分が働いたから、全部自分で使えるんだ❗という方々ばかりでは無い人もいる事をご想像下さいませ。

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