2024.7.15
ある男性がこう言いました。
「精神病になる人間は心が弱いからだ」
ある男性は
「自殺する程、僕は弱くないから」
と。
全て、間違っております。
そのような事を言う方は大した人生を送っていないし、偶々、幻覚・幻聴を持って産まれていないだけです。
そのような人がとても重い精神病院に一回でも、入院なさってご覧なさい。
「こんな人たちが生きていたんだ❗」
と、貴方方の想像を絶する人間がたくさん生きております。
そういった人々はあんな苦労もしたし、こんな嫌な目に遭ったと全て覚えているでしょう❓
ですから、自分がこんなに大変なのに、精神病になった事が無いと大した苦労や困難に遭っていないからなんて言えるのです。
知恵遅れで産まれて来たばかりに幼い頃に両親に精神病院に入院させられ、一回も面会すら来てもらえない女性や7,8人の男性が必ず
「のぞ美さん。俺、ある一定の期間の記憶が全く無いんです」
と必ず仰います。
ある男性は手首を切って、首を切って、男性の大事な部分を切っても死にきれなかった方もおります。
そのような方々を前にして、貴方方、自分の方が楽をして、条件が良く生きて来た事を痛感なさるでしょう。
人間、これ以上堪えられ無いという、想像を絶する事が遭った時、自分を守る為にその記憶を脳が消してしまうのです。
全て、男性ばかりでした。
女性の全てが
「のぞ美さん。実はこんな事があってね・・・・・・」
と、全て覚えているのです。
でも、その話しは普通に生きている人の苦労や困難の比ではない位に壮絶なモノです。
もし貴方が毎日、絶え間なく愛している人の声で
「おまえなんか、死ね~❗」
と、言われ続けたら、半日で気が狂い、1日後には自殺するでしょう。
或いは、その人物が貴方の目の前に現れて
「おまえなんか、消えちまえ❗」
と、ずっと、街を歩いても付いて来られたら、ビルの屋上や車や電車に飛び込んでしまうでしょう。
普通の方は自殺する人は鬱が多いと思っておりますが、鬱の方は約3分の2位です。
約9割は幻覚・幻聴の方です。
私の周りの女性の亡くなった方々は殆どが幻覚・幻聴ですし、2人程が鬱でした。
後、5人位は統合失調症(躁鬱病)です。
ある女性は川に気付いたら、半日も歩いていて、ある男性に保護されて、入院したという人もおります。
亡くなった友人たちは
「のぞ美さん❗私、川を見ていたら、飛び込みたくなっちゃった。どうしよう」
や、もう一人の女性は
「大好きな遠藤さんの声で、おまえなんか死ね~❗と聞こえて止まらないの。本当に死んで欲しいんだと思う」
と、もう一人の女性の目を見たら、私は危ないと感じて
「〇〇ちゃん❗」
と、声を掛けたら、笑顔になって
「のぞ美さん。どうしたの」
と、その時は止める事が出来たのですが、同時に三人の友人が死にそうになっているのが分かったのですが、それぞれ、生活がありますし、私は一人しかおりませんから、三人に始終付いている訳には参りません。
何故、その女性が危ないと感じたかというと、目を開けて見ているのですが、全く見ていない目を死のうと思っている人は必ずするのです。
普通の人しか見た事が無い方は全く分からないでしょう。
私は何人ものそのような目を見て来たので、死のうと思っている人の目を見たら分かります。
先ずはそのような目をした女性が次は川に飛び込みたくなった女性、そして、大好きな遠藤さんの声が聞こえる女性が皆、違う方法でこの世を自ら去りました。
私は誰一人と守れませんでした。
川に飛び込みたくなったと言った女性が突然、お手紙を送ってくれました。
「のぞ美さん。天使はいたずら好きで、小指には10本の糸があります。7本は黒い糸です。3本は赤い糸です。一番太い糸が1本です。私はおっちょこちょいだから、2本の黒い糸を引いて色々、傷付いたけど、のぞ美さんは一番太い赤い糸だけを引ける女性です❗のぞ美さんと出逢えて、良かったです」
と、その女性から10本の小指の糸がある事を教わりました。
もう一人の女性は亡くなる丁度、1週間前に
「のぞ美さんの好きな缶コーヒーを買って来たよ~」
と、私よりも早く退院したので、お見舞いに来てくれて、一時間位、話して、振り返りながら、笑顔で
「のぞ美さん。じゃねぇ~」
と言った時、私はその笑顔とその言葉の本当の意味が分かりませんでした。
その笑顔と「じゃねぇ~」は
「のぞ美さん。さようなら」
だったのです。
そして、大好きな遠藤さんの声が聞こえる女性はまた、状態が悪くなり、入院したのですが、家族以外は面会出来ないということで、1年経った時
「今日は〇〇の誕生日だ。そろそろメール位は良いよな」
と、誕生日おめでとうのメールを送ったら、そのまま、返って来たので、嫌な予感がして、電話を掛けると、通話不能。
益々、もしかしたらと感じてそのお母様の知り合いの女性に
「〇〇さんのお母様の携帯電話の番号をご存知ですよね❓私に教えて下さいませんか❓」
と、もうその女性はその娘さんのお葬式に行っていたのですが、自分の口からは言ってはいけないと思い、その女性のお母様の電話番号だけを教えて下さり、事実が分かりました。
川に飛び込みたくなったと言った女性は私がもう橋や海に行かないでと言った事も虚しく、仕事が終わって、母親に
「ちょっと、ドライブに行って来る」
と言って、自分の車を橋の側に止めて、そのまま、川に飛び込んで、散歩していた、人が見つけて、警察に電話を掛けて、警察官がその女性を抱き上げたら、既に手遅れでした。
そのような方々に大した人生を送っていない人が精神病になる人は心が弱いからだ、や、自殺する程、弱く無いなんて、気安く言うんじゃねぇ~❗
どれだけの苦悩が彼女らを襲ったか、おまえらに分からないだろう❗
そして、誰も助けられなかった私も、そんなおまえらと同じだ❗
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