2024.7.31
函館市民はある意味変わっているのです。
アマチュアバンドは集まる時はスタジオを借りたり、知り合いの工事の所を借りて練習するのですが、一人の時は真夜中ですと怒られるかも知れませんが、夜8時過ぎまで、ピアノを弾いても、エレキギターをアンプに繋いで弾いても、ドラムを叩いても、全く怒られるどころか、私がご近所の方が通り過ぎる時
「いつも、うるさくて大変申し訳ございません」
と、謝ると
「あんな素晴らしいエレキギターをタダで聴いてしまって、こちらこそ、申し訳ございません」
と、謝られるのです。
ただ、何度か母が電話が鳴り取ると
「おまえんちの猫なぁ~❗」
と、怒鳴って電話が掛かるのです。
その男性は親切なのです。
「一匹、200万円もする高級の鯉を中田さんちに請求出来ない」
と、思うので、電話が来るのです。
いつも、メスではなくて、オスのある猫だけが、その家の中にある松の木の艶々とした、それも高い値段の木の幹に座りながら、お尻を振りながら
「のぞ美ちゃんの出してくれた、あの魚よりもキラキラして美味しそうだなぁ」
と、色とりどりの高級の鯉を狙っているから、母は
「この魚はおまえが毎日食べているのと、違うんだから❗」
と、そのオス猫にしたら
「どうして食べちゃいけないの❓」
と、いう顔をしながら、毎日、毎日、何回言っても座っているから、とうとう、その猫だけ、外に出す事を止めてしまったのです。
私の時代は中で猫を入れないで、外に出たかったら自由にさせて、中に入りたかったら、自由でした。
「オレンジ色もいいけど、金色も美味しそうだなぁ。どれにしようかな。全部、食べちゃおう❗」
と、猫にしたら、キラキラしていて、とにかく、美味しそうだなぁしか思っていないのです。
あの鯉を25匹も全部食べてしまったら、お互いにどうする事も出来ませんし、1匹でも何も出来ないのです。
3日に一度くらいは電話が掛かるのです。
その男性は私に会うと、きちんと挨拶なさって下さいます。
ですから、とても良い方なのです。
多分、今頃はあの世で
「おまえんちの猫、俺の鯉を食べないで良かったよ~」
と、仰ってくれているでしょう。
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