2024.8.9
私の母は私以上にルックス重視でした。
母が40代の頃に真田広之さんが出て来たら真田広之さんがいい❗と、言うし、田原俊彦さんが出て来たら、としちゃんがカッコいいと、言うし、木村拓哉君がカッコいい❗福山雅治がカッコいい❗底辺にB’zの稲葉さんと矢沢永吉さんがカッコいい❗と、言う女性でした。
車に乗っている間や一緒にバスに乗っている間は気付きませんでしたが、一緒に電車に乗った時、母は60歳くらいでしたが、50代や40代の男性が隣に偶々、座ったら
「ジジイ❗気持ち悪い❗」
と、言い捨て、違う席に移動するので、私は
「あんな事言ったら失礼でしょ❓」
「だって、不細工が何で私の隣に座るの❓」
と、言うのですが、その男性にしたら、母は60代の女性だから俺の事では無いな、と、思っているのですが、その男性一人だけしかいないので、いつか、気付かれて怒るのでは無いかとハラハラ致しました。
私に寄って来た20代の男性にも
「あんな男は止めなさい❗顔が悪いから、おまえの事は幸せになんか出来ないわ❗」
と、顔が悪いだけで、私の友達にすらさせてはくれないのです。
もし、貴方が20代の男性でも、東大医学部卒業でも、オックスフォード大学を主席で卒業しても、一流企業の社長でも、年収300億円でも、どんなに優しくても、顔が悪いと、私どころか母もフッてしまいますし、私の友達にすらなれません。
しかし、母はもうあの世です。
逆に分かる男性たちは私には近付け無いでしょうが、全く分かっていない男性たちはもうお母様が居ないから、近付けると思っているのでしょうが、貴方が近付けば父が貴方に稲妻を落として、殺してしまうでしょうし、貴方の枕元に母が毎晩立って
「何で、おまえみたいな不細工が私の大事な一人娘ののぞ美と友達面や彼氏面をするんだ~❗」
と、呪い殺される事でしょう。
ある時、私は俊彦のソロのライヴのDVDを観ていたら
「KOJI君が可愛い❗」
と、言うので、私は矢張か、と、思いました。
残念ながら、KOJI君はもうあの世に逝きました。
もしかしたら、母が会えて
「KOJI君。私とお付き合いして❗」
と、言っているかも知れませんが
「貴女は中田一美さんの奥様の陽子さんですよね❓正直、申しますと、お宅ののぞ美さんは王子の事を愛しておりますし、僕はのぞ美さんよりも年下ですが」
と、言われても
「そんな事関係無いでしょう❓」
と、言ってしまう、謂わばチャレンジャーなのです。
そして、私が40歳くらいにとうとう言ったのです。
「のぞ美。男は顔よ❗と、言ったけど、高見沢さんは女性よりも美しい事は私も認めるけれど、私が言ったのはそういう意味ではなくて、どうして、私や他の女性たちみたいにキムタクがいいや福山雅治がカッコいい、B’zの稲葉さんがいいや矢沢永吉さんとお付き合いしたい❗と、言え無いの❓」
と、言われてしまったので
「母。ゴメン❗母や他の女性たちと私の好みが違う女性に産まれてしまったから、許して❗」
と、言ってしまいました。
私は母や他の女性たちとは違って、イケメンよりも、美形が好きになってしまった女性ですから、友達やお付き合いはなかなか難しいのです。
イケメンだったら、周りにゴロゴロおりますが、美形は全くおりませんし、ルックスだけで、私の父を超えてる男性が何処にもいないから、ある意味、諦めております。
ですから、独りで、生きて行く覚悟が出来ております。
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