桜井が「俺、高見沢の歌しか歌いたくないの」

2024.8.14

 ある野外ライヴで桜井がキーが高過ぎて、声が余り出ていなくて、張り上げていたから、一般の男性が

「高見沢さん。もっと桜井さんに合うキーに下げて創ったらいいのに」

と、言っておりましたが、高見沢は桜井の実力を信じて、レコーディングの時に

「おまえの実力はそんなものかよ❗」

と、わざと怒らせて、キーを上げさせるのです。

 幸ちゃんには

「あの高いギターでお願い❗」

と、言って、幸ちゃんはマーチンD45を弾くのです。

 今ではもっと、値段の高いギターを弾いています。

 アルフィーだけなのです。

ギター、一台で高級マンションや外国車が買える値段のギターを買って使っているのは。

 そして、三人とも、自分の為に豪邸を建てないミュージシャンは。

 サンプラザ中野君が

「ミュージシャンが売れたら、迷惑を掛けた両親にまず家を建てろよ❗」

と、週刊誌に言っておりました。

 実は俊彦だけです。

「自分がミュージシャンになって迷惑を掛けた両親と兄貴夫婦にようやく家をプレゼントする事が出来ました❗」

と、二階建ての下は両親に上はお兄さん夫婦の二世帯住居を建ててあげたのは。

 観に行った人は外に螺旋階段がある❗と、螺旋階段御殿と呼ばれておりましたが、もうご両親もお兄さんもいらっしゃいませんが、義理のお姉さんがいらっしゃる筈ですから、お姉さんに

「家は自由になさって下さい❗」

と、言っている筈です。

 とうとう、俊彦にインタビュアーが

「何故、高見沢さんはご自分の為に豪邸を建てないのでしょうか❓」

と、訊かれ

「僕、正直、家に拘りが無いのです。ツアーに出ると、約1週間帰れ無い時もあるし、レコーディングは3か月ぐらい、缶詰めになるので、家に寝に帰るだけですし、デモテープを創るだけなので、豪邸を建てても、掃除をどうしたらいいか分からないし、何処でも寝れるから、必要ないでしょう❓」

と、言ってしまったのです。

 売れてからも、引っ越すのが面倒という理由で、4畳一間の大家さんには大変失礼な話しですが、風呂無し共同トイレの入った時から、オンボロアパートに住んでいました。

 ある時。仕事に出かけようとしたら、全部の靴が盗まれており、靴下でタクシーを拾って、靴屋に行ってもらって、靴を買って仕事場に行った事があるのです。

 見知らぬ女性が押し入れの下にうずくまって居たので、多分、相当驚いたでしょうが、B’zや福山雅治みたいに、箝口令は一切出しませんでした。

 それぐらい、本当は男らしい人なのです。

 売れたから、もう女性ファンは用済みです❗なんて言ったり致しません。

 桜井は

「高見沢の歌に鍛えられた。俺、高見沢の歌しか歌いたくないの」

と、言っております。

「マイジェット機を買ってどうするの❓ドイツに行きたかったら、飛行機のチケットを買って行けばいいだけじゃん❗」

と、俊彦はそういう人なのです。

 アルフィーだけ、国産車にずっと乗り続けております。

 外車は外国だから、風土や寒暖差が違うから、乗れるのであって、日本では無理な事ぐらい分かっているからです。

「マイスタジオを造ってどうするの❓貸しスタジオで十分録音出来るでしょ❗」

と、幸ちゃんは言ってしまいます。

 建築家ならば、自分で豪邸を建てるのは解るのですが、ギタリストならば自分のギターを買う方が当たり前だと、私は思うのですが。

 アルフィーの方が当たり前の事をやっているのだと私は思います。

 皆さんはどう思うのでしょうか❓

 桜井に寄ると、ベースは5本位、レコードは5枚位で

「俺が聴きたいレコードは周りの友達がみんな持っているから、貸してくれるから、買う必要が無いでしょう❓」

と、言ってしまう、少し変わり者だとは思いますが。

 私よりも持っていないのは驚いております。

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