何故、私がサザンオールスターズやユーミンを聴かないのか❓

2024.8.27

 何故、私がサザンオールスターズやユーミンやGLAYやYOSHIKIの作った歌を聴かないのか❓

 答えは簡単です❗

普通に恋愛や結婚出来る人間しか聴かないからです。

 ”幸せはあなたへの復讐”でしたっけ❓

 あの歌は普通に恋愛出来る女性が低レベルな男性に裏切られて、また、低レベルな男性と結婚して、低レベルな披露宴にその低レベルな男性を招いて、幸せはあなたへの復讐❓なんてバカな歌ですし、サザンオールスターズはサーフィンをやっている人か、普通に恋愛出来る人しか聴かないし、GLAYなんて、もっと低レベルですよね❓

 知恵遅れの人やダウン症の人や下半身不随ならば未だしも、下半身の無い人に恋愛や結婚しろ❗と言う人は誰もいないでしょう❓

 アルフィーの夏のイベントには下半身不随の人や下半身が無い人、目の見えない人や、肉体は普通に見えても、精神が全く恋愛や結婚出来ない人たちがたくさん来るのです。

 車椅子ならば未だしも、電動椅子や全く目が見えない人に健常者の女性がついて観に来るのです。

 サザンオールスターズやユーミンのコンサートで、下半身が無い人や目が全く見えない人が何人来るでしょうか❓

 多分、誰一人も来ていないでしょう❓

 有明アリーナの帰りにゆりかもめに乗ったら、全く目が見えない男性がアルフィーのプレミアムイベントの袋を持って、女性に連れて来てもらって、その男性と女性は結婚なさっている筈ですし、どちらもアルフィーが大好きだから、一緒になれたのです❗

 もし、サザンオールスターズやユーミンが大好きならば目が全く見えない人とその女性は巡り合ってはいないでしょう。

 私が席を代わろうと思ったら、私よりも年配の女性が先に席を譲って、その女性もアルフィーを観に来た女性でした。

 そうやって、助け合う人がサザンオールスターズやユーミンを聴いている人に何人いるでしょう❓

 五体満足で、精神も病んでいない人はそれが当たり前ですから、普通に恋愛出来るし、結婚出来るのが人間だ❗と思い込んでいる筈です。

 私は夏の海に好き好んで行きたいとは思わないし、ユーミンのようにわざわざ恋愛しようとは思いません。

 ユーミンが喫茶店で、二人の女性の会話に聞き耳を立てて、歌を作ると聞いた時、正直、気持ち悪い人だと思ってしまいました。

 普通に恋愛しないとダメなのですか❓

 結婚しないとダメなのですか❓

 普通の人間とは何を指して仰るのでしょうか❓

 ですから、私は高見沢俊彦の創る歌が好きなのです❗

 俊彦は分かっております。

普通に恋愛出来る人ばかりではないし、結婚出来る人ばかりではないという事が。

 だから、アルフィーはコントをやったり、メッセージソングを歌った後に、コミックソングをやったりするのです❗

 下半身が無い人が20人以上来るアーティストはアルフィーだけでしょうし、アルフィーを観たら、次の日に死のうと思っている人が数多く来る事が分かっているからです。

 ギターの腕は全てのスタジオミュージシャンよりも、一流ですし、アルフィーはライヴバンドと言っております。

 スタジオミュージシャンだけならばテクニックだけで、構わないのですが、ライヴバンドは魅せる事が大事なのです。

 ですから、俊彦はあのような変形ギターを600台以上、一台、一台代えて弾くのです。

 ネックの太さも全く違うし、12弦ギターと6弦ギター、7弦ギターも全然違うし、幸ちゃん程、何の迷いも無く、カッティングするギタリストは誰もおりませんし、桜井みたいにベースを弾きながら、楽に歌っているようで、あのような歌声を出せる人は何処にもおりませんし、俊彦の創る歌はとにかく、マニアックなので、日本受けが難しいのですが、アルフィーだけ、日本では知られております。

 アルフィーは全てが逆なのです。

 プロになってから、俊彦は歌を創るようになったし、桜井はベースを買って、練習したバンドはアルフィーだけです。

 初めはアイドルデビューでした。

 あの、ゴールデンコンビの松本隆さんと筒美京平さんですら、ヒットどころかかすりもさせなかった唯一の人間たちは。

 そして、ある男性が作った歌がレコード発売中止になり、レコード会社を辞めたと言っておりますが、実際はクビになったのです。

 それから、俊彦は歌を創るようになったし、始めのうちはそれぞれが一曲毎に、ベースをやったり、ギターになったりしていたのですが、ある男性に

「誰かちゃんと、担当を決めろ❗」

と、言われて、ドラムセットを買おうとしていた桜井にベースを買わせて、ベーシストになってしまったのです。

 ですから、アルフィーのメンバーは未だに

「僕たち、学生気分が抜けていないから、そういう意味ではアマチュアなんです❗」

と、言ってしまいます。

 昔はTVに出る前にオーディションがありました。

 全てのバンドがプロですから、他のバンドがオーディションを受けているのを観ていても、拍手すら致しません。

 そのバンドがオーディションを受かったら、自分たちが出れ無いからですが、アルフィーだけ

「やっぱり、ウマイなぁ~❗」

と、素直に拍手してしまうので、他のバンドにしてみたら

「あいつらだけ、拍手しているよ❗」

と、不思議がられておりました。

 色んなバンドが集まってライヴをやる時、他のバンドはボーカリストに

「おまえが歌詞を間違ったから、あんなライヴになったんだろ❗」

ギタリストに

「あそこのソロが変だったからだろ❗」

と、互いに喧嘩しあっているのに、アルフィーのメンバーだけ、トランプで大貧民ゲームを仲良くやっているけど、ゲームだけは何故か俊彦は負けず嫌いなので、いつも大貧民になって

「桜井❗坂崎❗もう一回❗」

と、自分が勝つまで、本番を押してもやり続けて、自分が大富豪になったら

「俺の勝ち~❗じゃあ、本番に行こう❗」

と、後の二人は

「なんで、子供のゲームばかりアイツは負けず嫌いなんだ❓」

と、思われているし、デビューの御披露目の時にサポートで入った俊彦が何故か

「ロコモーションをやろう❗」

と、言って後のメンバーも

「じゃあ、やろうか❓」

と、言ってアコースティックギターでやってしまって、結果はさんざんでした。

 俊彦は

「なんで、あの時止めてくれなかったんだ❓」

と、言っているし、幸ちゃんは

「やっぱり、高見沢、変わってんな~と、思ったよ❗」

と、言っているから、そういう意味ではアマチュアなんですが、当時、バンドは解散するのが美学と言われていたのが、アルフィーは

「なんで、解散するんなら、バンドを組んだんだ❓なんで、仲が良くて悪いんだ❓と思ったから、俺たちは命が続く限りバンドを続けてやろう❗と思ったんだよ❗」

と、それだけは未だに言っております。

「苦労知らずの次男坊気質です❗」

と、言っておりますが、続いている理由は各々にプライドを持っているからなのです。

 アルフィーの歌はマニアックですが、それなりに支持されているのはあの3人だからです。

 ステージに立つ前に、中学生並みの会話をしながら、本番に立つので、若い男性スタッフたちが首を傾げているのです。

 しかし、50年経っても、本番前は緊張すると言っているし、この緊張感がなくなったら、プロではない❗と言っております。

 そして、コロナで無観客ライヴをやった時にギターが重たく感じたから、やっぱり、人が観ていないと俺たちはダメなんです❗と言っております。

 ですから、私はアルフィーが好きなのです。

 本当は今回、俊彦を観察して、少しでも、手を抜いたら、叱るつもりでした。

 しかし、俊彦どころか、誰一人も手を抜かないのです。

 俊彦が一番、我先に前に出て、私たちに歌を歌うし、観ている人たちはアルフィーを盛り上げるから、全く嫌いになれなかったのです。

 終わった後に

「50年❗おめでとう❗」

と、叫んでしまいました。

 ですから、私はアルフィーが好きなのです❗

 普通に生きられる人ばかりではないことを皆さんも気付いて下さい❗

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