2024.12.4

面白い本を見つけた。
前から気にはなっていたが、漸く手にした。
男たちに合わせる事がどれだけバカバカしいか、この本のくだらなさが教えてくれた。

バカな男たちに差し上げるステッカー。

女性だったら当たり前❗
バカな男が話している間に落書き出来るスペースまで、この本にはある。
すべての結論には
“怖い女になろう”で締めくくられていた。
矢張、私は男たちに好かれるよりも、怖い女でいいや❗と思った。
あまりにもバカバカしくて、男社会をそのままに書いてある事が解る。
男が意見を言うと
「能力がある」
とされ、女性が言うと
「生意気だ❗」
にされ、男が出世欲があると
「向上心がある」
と、され、女性が出世欲があると
「扱いにくい、怖い女」
にされる。
男たちと同じく、相手の会話を遮ってみましょう❗や、セクハラ対策で見つめられたら、睨み付けてやりましょう❗や、腕や肩を揉んで来たら
「昨日、プロのマッサージに行って来ましたので、間に合っております❗」
と、その男から、するりと離れましょう❗等々。
社会で活躍したかったら、会社に居ないように隠れましょう❗と、男たちをおちょくっているが、女性たちは納得するし、一部の男性たちも納得するだろう。
会社では常にパソコンを持ったまま、兎に角キーを大きな音で叩いて歩き回ったら、貴女は忙しいように見えます❗と、全ての男たちをバカにした本の内容であるが、私は全ての男たちが当たり前にやって来た事が書いてある❗と、笑ってしまった。
何故、そのような男たちに気を使ってまで、女性の私が生きなくてはいけないのか❓と、改めて感じたし、このまま男たちの気持ちが分かっていないような振りをして怖い女でいた方が私は生きやすいと分かった。
私は社内恋愛は一度もした事が無い。
必ず、私の心変わりで男性を振るから、振られた男性は必ず上司に
「のぞ美さんの顔を見るのが辛いんです」
と、言うに決まっている。
その男性よりも、私の方が仕事が出来るから、その男性を退職させると、何処も雇ってくれないし、殆どの上司は男性である。
仕事が出来る女性よりも、男性の方を庇うし、私を退職させても、また、次の就職先があるから、私の方を
「退職してもらえないだろうか❓」
と、言う事は分かっている。
私の父は
「おまえに結婚するな❗とは言わないが、おまえを妻にしといて、家事・洗濯をさせる男なら、さっさと捨てろよ❗おまえがバツイチだろうが、バツ100だろうが、もっといい男が寄って来るし、自分独りでも生きて行けるように俺は教育した筈だ❗そんな低レベルの男がおまえの旦那なら、おまえの足をずっと引っ張り続けるから、さっさと離婚した方がいい❗」
と、中学生くらいの時に言われた。
学生の頃と社会人になっての女性の息苦しさは全く違った。
未だにそうである。
この本のタイトルが何を隠そう言っている。
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