私がこの世から去ったら

2024.12.11

 私は両親がもう居ないし、一人娘だから、頼れるきょいだいも居ないし、親戚も居ない。

 結婚もしていないし、子供も居ない。

 このような私みたいな人間の為に代理保証人がいる。

 月々、お金を支払ってなっていただいている。

 その担当の女性に私がこの世から去ったら、高見澤俊彦さんに私の手紙を送ってもらうように頼んでいる。

 私の方が17歳若いのだが、私の家系は短命家系だし、安定剤や睡眠薬を24歳から多量に飲んで来たので、普通の体質よりも、早く逝くと分かっているし、高見澤俊彦さんはお兄様は残念ながら74歳の若さで旅立ってしまったが、お父様は94歳。お母様は103歳と長寿家系である。

 70歳になっても、良く食べる育ち盛りのおじいちゃんだ❗

 だから、私の方が早く逝くと分かっているので、唯一、私がこの世から去ったら、手紙が届くのは高見澤俊彦さん、お一人だけである。

 内容は彼だけにしておきたい。

 日本は亡くなったからといって、死体をボンっと、投げて置くわけにもいかないし、指定された所に埋めなくてはいけないから、自分が余り迷惑を掛け無いように、自分で準備しなくてはいけない。

 刑事さんや警察官ですら、人の死体を見るのは慣れ無いモノであるから、例えば訪問看護さんやヘルパーさんや市の職員の方が見たら、矢張、ビックリするだろう。

 その方々に先ずはお詫びの手紙を書いて、ベッドサイドに置いている。

 自分の身体は使えるだけ使って欲しい事と、医者の卵たちに練習台に私の身体を大いに使って欲しい事。

 自宅にある物は売れる物は全て売って、私の後始末にお手を煩わせた方々で分けていただいて、それでも残ったら、誰かのお役に立てて欲しい❗と、書いてある。

 お墓はいりませんので、許可された所に埋めて、出来れば人通りの多い所に私の写真を飾って欲しい事。

 その写真の目から、通り過ぎて行く人々を見ると、寂しくは無いでしょうからと、書いてある。

 これが私の準備である。

 60歳まで生きられたら、私としては万々歳である。

 お気持ちがあったら、深紅の薔薇を一輪、私が眠っている石の前に置いて下されば本望です❗

 わざわざ、私の墓参りに休み等を使って来ないで下さい。

そちらの方が私には心の負担になります。

 しかし、高見澤俊彦さん宛の手紙だけは彼にしか見れないようにしてもらっております🌹

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