2024.12.28
私は昔から、特に男性たちから嫌みを言われて来た。
特に函館山ロープウェイの喫茶店専属のウェイトレスを勤めていた頃、東京や大阪の都会から来た男性たちの殆どから、嫌みを言われた。
半年後に漸く気付いた。
函館山ロープウェイの女性の花形は策動部の女性たちだった。
策動部とは男性はロープウェイを動かすのが仕事で女性は言い方は悪いがどんなに頭が良くても、仕事が出来ようとも、見劣りのする女性たちはチケットのモギリをさせる。
逆にルックスが良い女性たちをロープウェイに乗せて、人が多い時はマイクで、2,3人のお客様ならば直接話しかける。
約5分の話し位はいくら頭が弱い女性でも、何百回と原稿を読ませたら、暗記は出来る。
デパートで言ったら受け付け嬢や化粧品販売員に当たる。
正直、東京方面の女性よりも函館の女性たちの方が色が白い。
初めて、そのような色白美人に会う、東京方面の全男性たちは(この女性が日本で一番綺麗だ❗)と、思わせる方策である。
だから、策動部の女性たちは
「矢張、北海道の女性は美人ですね❗」
と、全男性たちから言われるから、素直に
「ありがとうございます❗」
と、言えるし、自分で美人な事を分かっている。
この女性が一番美人だと思って、3Fに喫茶店があるから、入って、コーヒーを飲みながら、函館の街を見よう❗とお客様が入って来た瞬間、私が
「いらっしゃいませ~❗お客様は何名様でしょうか❓」
と、出ると、全男性たちは固まってしまう。
初めの頃は私は実年齢よりも年上に見られたので
(こんな、おばちゃんがウェイトレス❓)
と、思われていたとばかり思っていたが、私だけ
「綺麗ですねー❗」
と、全男性たちが言うから
(夜景がって言うのでしょ❗)
と、分かっていたら、案の定
「夜景が❗」
と、言って、私を見ながらニタニタ笑う。
レジの責任者だったから、お客様がレジの前に居ると、他の人に接客を頼んで、レジをやると、東京の男子大学生の二人組が必ず、お金を払いながら
「おまえは俺が会った中で10番目にイイ女だな❗」
と、何処の誰なのか分からない若い男性たちに言われ続けた。
他のウェイトレスは誰一人として言われていないし、ウェイターの男性に女性のお客様がそのような嫌みは絶対に言われ無い。
私は身体的な労力よりも、そのような精神的な嫌みに毎日、毎回たえなければいけなかったのが、一番の苦痛だった。
私は
「私の事を綺麗ですね❗と言わなくていいから、初めて会った私にせめて嫌みを言うのを止めてくれ❗」
と、厨房に入って、気持ちを切り替えるのに精一杯だった。
そして、私が花形の女性たちよりも、美人過ぎるという事が分かった。
男性の皆さんはデパートの受け付け嬢には素直に
「お綺麗ですね❗」
と、言えるだろうが、その奥で1200円のプチプラのアクセサリーをしかもパートで売っているのが私だったら、外国人の男性たちは目を丸くして驚くだろうし、ご高齢の男性たちならば腰を抜かすだろうし、日本の男性たちならば、逆の事を言ってしまうのだ❗という事が分かった。
ホステスは綺麗だと思い込んでいるから、素直に
「美人だね❗」
と、言えるだろうが、男性スタッフにまみれて、瓶ビールを箱ごと持って歩いているのが私だったら、全ての男性たちはビックリしてしまう。
「貴女、ルックスが悪いからホステスになれなかったのでしょう❓」
「はい❗〇〇様。私、そのような人種にはなりたくないので、時給1500円で、倉庫から瓶ビールを運んでおります。先程、〇〇様のお飲みになった、ビールを5時間前に冷やしておりました。美味しゅうございましたでしょうか❓」
と、私が言ったら、全ての男性たちはプライドを打ち砕かれる。
今は一色だが、20代の頃は2色のファンデーションを使っていた。
素っぴんが白過ぎるので、何処の化粧品販売員から、一番白いファンデーションをススメられるが、色白の悩みで、身体が細いのに、白いファンデーションを塗ってしまうと、舞妓さんになってしまうし、顔が大きく見えるので、化粧品販売員の女性に相談すると、もうワンランク暗い色のファンデーションを顔周りに塗ると普通の女性に見えると教えてもらったので、1色、3500円のファンデーションを2色、7000円出して使っていた。
しかし、花形の策動部の女性たちも、主任クラスの女性たちも、ファンデーションを一色だけで、誰一人として化粧の勉強をしていない事に私は驚いた。
メイクの勉強すらしないで、接客業を何故、出来るのだろう❓
女子高生の方が勉強している。学校では素っぴんだが、面接に受かったら、上司に
「化粧して来るように❗」
と、言われるので、プチプラの安い化粧品で、一生懸命メイクをするから、10代の若さと美人に産まれた女子高生に20代、30代のメイクを勉強しない女性が勝てる訳が無いという事すら、イイ大人の女性たちが分かっていない。
化粧を何故、勉強するかというと、人に不快感を与え無いのと同時に自分の顔を覚えてもらってより良いサービスが出来るようにする為だから、当たり前な事なのに。
殆どの女性たちはルージュが一本無くなったら、少し違う色やまた、同じ色のルージュにするし、何時もアイシャドーは無難なブラウン系で統一する。
そのような考えで、接客業をやっているのに、私は改めて驚いたし、男性でも、小さくて良いから、手鏡と櫛を持っていない人がどんな仕事をやってもダメなように、メイクの勉強すらしない女性たちは接客業、或いは社会人として失格である。
人の気分を害せずに自分をアピール出来ない人はどんな仕事も無理だろう。
お金を掛けなくても、工夫すれば誰でも出来る事である。
私服ならば自分を主張する洋服を着ないと私は気が済まない。
お金を掛けなくても、誰でも出来る事をしない人は私は好きにはなれない。
だから、綺麗どころと言われる人よりも、努力しているから、人に驚かれるのは当たり前である。
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