2025.4.15
精神科は大病院ならば必ず、隠すように一番奥にあるし、必ず1階にある。
精神科だけならばせいぜい3階建てになっているし、2階と3階は窓が少ししか開かない造りになっている。
飛び降り自殺させない為である。
そして、弛い大病院でも、夜の9時消灯から朝の6時まで、厳重に鍵を掛ける。
大病院なら、他の科があるし、高い所や外に出て自殺させない為である。
男性は髭剃りやベルト、女性なら、ドライヤーや手鏡やファンデーションのコンパクト等、看護師に預ける。
長い物は首を吊れるし、手鏡を割って、首を切ってしまう人がいるからである。
どれもこれも、患者の命を守る為である。
だから、自由が無い。
軽病棟ならば外出届けを出して、数時間、外に出れる事は出来るが重病棟ならば、院内の売店に看護師が何名かついて、患者達が連れられて、売店でお菓子等を週何回か買いに行ける。
私は色んな病院に入退院したから、様々な思いをして来た。
ある病院は軽・中・重とそれぞれ入ったが、逆に煙草は重病棟の方が自由に吸えた。
自由が規制させているから、せめて煙草位は自由に吸わせてあげようという感じである。
ある病院は何か変で男性は自由に煙草が吸えるのに女性だけは朝、起きた6時に5分。朝食後に5分と1日、6回しか吸えない。
5分の間に慣れている人は2本吸えるが、親に煙草を禁止されている女性がしゃがんでしけもくをもらって吸う。
私はだんだんと朝6時に起きる事が辛くなり、煙草を吸わなくなって行った。
まだ、看護師が預かるシステムの病院はいい方である。
入院した瞬間、全てを取り上げられて、自分の物以外を新たに購入して、生活しなくてはいけない時はお金が掛かるだけだろう❓と不思議に思った。
あるDrに
「中田さんは東大卒業した人よりも、治療がしにくいと思ったら、こんなに沢山の本を読んでいたのだね❓今すぐ、全て、お母さんに家に持って行ってもらいなさい❗」
と、別冊マーガレットだけが許されて、私の入院中の読書の自由が奪われた時は刑務所の方がマシだと思った。
私はある同人誌の手違いで自分の住所が載ってしまった時、何名かの男性からお手紙が届いた。
その一人に無実の罪と本人は言う年下の男の子から、お金を送るので。本を送って欲しい❗と、言われ、親に見放され、誰も頼る人が居ないと分かったので、本を送っていたことがある。
必ず検察員が透かしは無いか❓暗号は書いて無いか❓と調べて、桜田門の印が便箋の端に押してある。
刑務所は刑務所図書館はあるし、知り合いにお金を送ると、本は自由に読める事を私は知っているので、番号で呼ばれる事なんか私には全く関係ないから、本位、自由に読ませろよ❗と思った。
全てに鍵が掛かっているし、お風呂も週2回しか入れ無いところがあるし、お風呂の時間は看護師の負担軽減の為、身体だけ洗って、洗髪は洋服を着たまま、水道で洗って、洗った日は丸を付ける。
私は幼稚園児か❓と、頭に来る事がある。
薬を飲んだか口を開けて看護師に見せないといけない病院もある。
ただでさえ病気なのに、人間的自由が拘束させて、真夜中にいつも、食堂の椅子をぶん投げる患者もいた。
当たり前である。
あれだけ、自由が拘束されたら、まともな人ですら、おかしくなってしまう病院もある。
保護室という、一枚の扉で、もう十分に防音措置になっているのに、鍵を厳重に閉めて、もう一枚、また、防音措置の分厚い扉を閉めて、厳重に鍵を掛ける。
どうしても希死願望が強い人は両手、両足ベッドに縛られ猿ぐつわをされる。
そうしないと死んでしまうからである。
最終に何万ボルトの電流が流れている器具を両端から、脳にダイレクトに流す。
私はこれをされて、たった、2日で目が真っ白になって、全く喋れなくなった年下の男の子を見た時、今までで一番の変わり様にショックを受けた。
私は電気ショックはやった事は無いが、どうしてもダメな患者にはそれをする。
殆どの人間が真っ白い目になり、全く喋れなくなる。
だから、薬よりも、怖いのが、最終兵器の電気ショックである。
あの男の子はお母様が迎えに来たが、その後、どうなったのか私は知らないし、病院側も他の患者の情報は教え無い。
だから、精神科に入った事がある人は人生観が全く変わる。
こんな思いまでして、生きているのだ❓という人が沢山いるからである。
普通に生きている人々には分からない世界であるが、精神科から出た人間は強い人か逆に弱くなる人に分断される。
守られる事によって居心地が良くなり、外の世界に行けなくなる人が居れば、地獄を見たから、何があっても全く平気になるかに別れるのである。
人生が大変だなんて言っている人々は一番、キツイ精神科に入ってみたらいかがでしょうか❓
お寺なんかの修行が楽園に感じるから。
コメントを残す