2025.6.27
時々、刑事ドラマで犯人の名前が高見沢という事が結構、多い。
アルフィーの高見沢俊彦が有名になる前には私の記憶では皆無である。
そのドラマの脚本家は全て男性である。
私はその心理が解る。
脚本家の男性にしたら、アルフィーの高見沢さんが人間としてもいい人だったら、俺は太刀打ち出来ない❗それに、これは空想の物語だから、犯人の名前を高見沢にしてもいいだろう❓と全ての脚本家が思って、犯人の名前を高見沢にしている事を。
ある時、美内すずえさんに
「高見沢さんに紫の薔薇の人の声優をお願いしたいですし、主題歌を書いて欲しいのですが」
と、言われて”ガラスの仮面”の紫の薔薇の人の声に抜擢されたから、嬉しくって、主題歌を書いている間に”ガラスの仮面ですがなにか❓”という出演者は全て同じだったが、紫の薔薇の人は本当は悪い男だったというストーリーの映画の声をやって欲しい事が後日分かり、俊彦は
「やっぱり、俺のイメージはそうなんだ⁉️」
と、思って、オファーを引き受けてしまったから、エンディングは終わりが無い楽曲にして、長い歌にしたらしい。
こと、脚本家の男性は
「アルフィーの高見沢さんは実は悪い人であって欲しい❗」
願望があるし、女性漫画家は
「アルフィーの高見沢さんは悪い男であって欲しい❗」
願望が強い。
人間、全てが良かったら、誰もついて行けないからである。
しかし、俊彦は私と同じくコミュ症な人間。
人に話しかける事はまず無いし、ラジオで
「仕事の関係で立食パーティーに招かれるのですが、正直、そのような華やかな場所は苦手です」
と、言っているし、美容師さんに話しかけられるのも苦手な人である。
しかし、昔、偶々、”笑っていいとも❗”を観たら、テレフォンショッキングの前に
「わたしは誰でしょう❓」
というコーナーがあり、有名人のソックリさんが出た時、しょっぱな、俊彦が素っぴんだったら、ソックリだろう❓と思う男性がニコニコ笑って出て来たら、タモリさんは客席に
「この方は誰でしょう❓」
と、訊かなくてはいけないのに、大笑いしながら
「高見沢君❗」
と、言ってしまい、出て来た男性もニコニコ笑いながら
「よく、アルフィーの高見沢さんに間違えられます❗」
と言って、賞金をもらってはけるまで、ずっと笑顔の男性がいた。
俊彦も実は笑い上戸だし、常に笑っている。
ある週刊誌に年下のお笑い芸人にイジメられる❗と記事にされた時、虐めているとされたお笑い芸人の顔写真は苦々しい顔を入手出来たらしいが、イジメられたと書かれた俊彦本人の顔写真は笑顔である。
多分、週刊誌の記者達も悲しい顔や辛そうな顔の写真を探したと思うが、どの写真も笑っている写真しかなかったから、笑顔の写真を出すしかなかったのだろう。
その週刊誌の記事はイジメられている俊彦がニコニコ笑っているから、不思議な記事になってしまった。
だって、メンバーで笑わせるプロの坂崎幸之助が側に居るのだから、俊彦は常に笑ってしまう。
だから、俊彦は目尻に笑い皺がある。
時々、瞬間湯沸し器のように怒る事はあるが、怒った後はケロっとしているから、後に引く人ではないし、メンバーで小学生並みの笑い話をして、常に笑っている男性である。
だから、犯人にされても、本人は笑って生きているのだから、幸せな人生だろう。
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