私の幼い頃の妄想劇場

2026.1.6

 私が一番初めに知った作家は三島由紀夫だが、顔に惚れたのは芥川龍之介だった。

 私は龍ちゃんと呼んでいる。

 私の幼い頃の妄想劇場は私と龍ちゃんが一緒に住んでいて、私が

「龍ちゃん❗少しは寝ないと身体に毒ですよ❗」

と、言うと、龍ちゃんは

「のぞ美さん❗先に眠って下さい。後、3枚書いたら、この小説は完成しますから」

と、龍ちゃんは言いながら、咳をすると、なんと手のひらに血が❗

「龍ちゃん❗血が❗近所のお医者さんを呼んで来るから❗」

「のぞ美さん❗これくらいの血、大したことは無いですから❗」

「龍ちゃん❗」

と、言う妄想劇場を私は常にしていた、一人娘の妄想劇場でした。

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