先天性人見知り症

2022.10.3

 私は人見知りだ。

それが、精神病を発病して尚、酷くなった。周りは

「同じ人間なのだから、何も緊張する事等ないでしょう?」

と言うが、ただ、歩いているだけでも、駄目だ。

 最近、また、その症状が酷くなっている。

 日中の日が照っている時は尚更駄目で、暗い夜か、朝方しか、平気で外へ出られない。

 どうしても、外へ出る時に緊張を和らげる為に、リスペリドンを、動悸が出て来そうな時の為にプロマゼパムを処方されているが、効いているかはプラセボ効果になる。

要は自分の気持ち次第だ。

 正直、安定剤より、酒が効く。

アルコールに頼らなければ駄目な時があった。所謂、酒のチカラだ。

 口説く時に酒が入らないと駄目な男の様に、酒が入ると私は饒舌になれるという、何とも情けない人間だ。

 しかし、酒癖は良い。楽しくなれるし、周りの人も楽しくさせる事が出来る。

 初めて、私に会った人はこういう人なのだと、酔っているとは思われない。

 前は朝も夜もなく、呑んでいた。

だから、自転車に大五郎のペットボトルを乗せながら、走っている年配の男性の気持ちが痛い程、分かるのだ。

「呑まないと、やってらんねぇ~や!」

と、言ったところだろう。

 情けないが、私はそんな人間だ。

“先天性人見知り症”. への2件のフィードバック

  1. 時藤 剛 のアバター
    時藤 剛

    悲観せずとも良い。人は大なり小なりそいう時があります。
    ボードレーヌの「パリの憂愁」の中に、『人は皆自分の中に怪物を背負っている』と書いていますので。私がこの言葉が好きです。

    いいね: 1人

    1. NONSAN のアバター

      時藤さん。
      こちらの方までありがとうございます。
      そうですよね。
      直ぐに気にしてしまう、私の悪い癖です。
      ゆっくりなおします。

      いいね

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