2123・1・22
忘れたくても忘れられない私が16歳の夏、俊彦が初めてFridayに載った。
アルフィー高見沢のイイ女というタイトルだった。
私は買わなかったが、夏のイベントだったので、参加している人から見せてもらった。
私は本当に彼女なの?が、見た時の感想だった。
一枚もツーショット写真が無いし、俊彦のアパートから出てくる写真が無かったからである。
ただ、Audiの運転席に乗り込む髪の長いどこにでもいる女の写真と、俊彦がコンサートの楽屋口から出て来る写真だけである。
当時、文通していた女の子から
「彼女でも何でも無いって。ただ、車貸しただけだって!本当に女癖悪いんだから~」
と手紙が来た。
矢張り、彼女ではないことが分かったが、16歳の高校1年生の私が受けた傷は深かった。
その女は写真に撮られると彼女になれると思い、これ見よがしにAudiを乗り回したのだ!
これだから、コンパニオンの考える事って浅はかだよなぁと思った私だった。
その年のコンサートの楽屋口で、カメラを持って立っている人に、スタッフが
「メンバーは写真を撮られるのが嫌なので、カメラはお仕舞下さい!」
に、私は疑問を持った。
悪いのは写真を撮ったファンでは無く、俊彦から車を借りて乗り回した女の方である。
私は早速俊彦に手紙を書いた。
「貴方がAudiを貸せたのも、みんながレコード買ってあげて、ライブに足を運んでくれたからでしょう?Fridayに撮られた女がバカなのであって、ファンの人は何も悪くない。唯一、自由に写真が撮れた時間を奪うのは、貴方が間違っている!Fridayに撮られたくないなら、もっとまともな女性とお付き合いしなさい。
それに、私は単なるファンでは無くて貴方の事が好きなのです!私を傷付ける資格が貴方にありますか?」
と出した。
読んだのか、次の年にはその様な制約は無かった。
女性選びにも慎重になったと思う。
所詮、コンパニオンなんてそんなものである。何が知的な会話をするだけの職業だ!
笑わせるな!いつでも男からの施しを待っているだけの女ではないか?
俊彦もいい勉強になった事だろう。
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