妄想フィアンセ Vol.10

2023.4.4

 俊彦は髪を帽子に入れてレイバンのサングラスをしていた。

 私は長谷川ストアーの焼き鳥弁当が食べたくなった。

大きいのが、焼き鳥4本で、小さいのが3本。私は塩派だった。

 長谷川ストアーは函館にしかないコンビニエンスストアーだ。私が21歳の頃にパートで、深夜働いていた。周りは大学生や高校生の男の子ばかり。

 タクシーで国際ホテルに向かう途中に止めてもらった。

 缶コーヒーを1本買う。俊彦に

「それも飲むの❓」

に、私は首を横に振って

「ううん。運転手の山口さんにあげるの。缶コーヒー置いて合ったから」

に、俊彦は

「そこまで、気遣うんだ。凄いな・・・・・・」

と、焼き鳥弁当を2つと、缶コーヒーと、ビールを買ってタクシーに乗った。私は

「山口さん。どうぞ❗」

と、缶コーヒーを渡した。

「えっ⁉️ありがとうございます❗後でいただきます」

と、笑顔になった。

 タクシーは国際ホテルの前に止まった。

      ・・・・・・続く

コメントを残す