妄想フィアンセ Vol.46

2023.4.28

 私は俊彦に

「銀座の高級クラブって、そんなにいいの❓」

と訊いた。

「今度、一緒に行ってみる❓」

に、夏にイベントに行くから連れてってと伝えた。

 夏のイベント前に銀座の高級クラブ・イコーズへ二人で行った。

 クラブのママ明美が

「高見沢先生、お久しぶりです❗」

と言った。ホステス達も

「高見沢先生❗」

と言っていた。私は俊彦に

「俊彦って、バカにされてるの❓」

に俊彦は首を傾げて

「どうして❓」

「だって人間、先生と言われたらお仕舞いだよ❗」

と、私は笑った。俊彦はばつの悪そうな顔をしていた。

 その夜は私はまたホステスさんのホステスになってしまった。

ホステスに酒を作って渡したり、人生相談に乗ってあげたり、どちらが客か分からなくなった。俊彦は感心して、帰り際

「ノンちゃんって、凄いなぁ。仕切ってしまって、ママも顔負けだなぁ」

と、夜風に当たって酔いをさました。明後日にはイベントである。

「俊彦はしっかり寝なくちゃね❗」

と、私はタクシーでホテルに帰った。

      ・・・・・・続く

“妄想フィアンセ Vol.46”. への2件のフィードバック

  1. liveterra のアバター

    her içkide farklı hayaller kurdurtan bir sokağı anlatmışsınız sanki

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    1. NONSAN のアバター

       ありがとう❤️ございます🥰

      いいね: 1人

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